
BMSG TRAINEE(トレーニー)の地上波初冠番組「BMSG TRAINEE Project the TRYANGLE」(隔週水曜深夜0:54~ほか、中京テレビほか/Huluにて配信)が4月15日から放送スタート。同番組ではトレーニーたちが3チームに分かれ、短期間で楽曲制作に取り組んでいく。本記事では、3回に分けて放送された“1st Round”でのトレーニーたちの挑戦と葛藤を振り返る。(以下、作品のネタバレを含みます)
■ひとつのメロディーから異なる“音楽”を証明する「BMSG TRAINEE Project the TRYANGLE」
同番組は、SKY-HIがCEOを務めるマネジメント&レーベル・BMSGのアーティスト育成方針のもと、レッスンを受けながらデビューを目指す育成生・トレーニーが、ひとつのメロディーから異なる「音楽」を証明する、新感覚クリエイティブ音楽バラエティー。
3つのチームに分かれたトレーニーたちが、自ら歌詞、振り付け、ステージ構成を考えて曲を作り上げ、音楽の完成度でNO.1を決定していく。トレーニーからは、YUTA、KEI、RAIKI、TAICHI、KANTA、REN、KAIRI、KEITO、COTA、RYOMA、AOI、HAL、YU、KEISHIN、RYOTO、ISANAの16人が出演している。
なお、動画配信サービス・Huluでは地上波放送版の見放題配信に加え、クリエイティブ制作の裏側、“本音”を記録した独白映像や未公開シーンを含むHulu特別版「the BACKANGLE」も独占配信中(※毎週木曜に地上波放送版とHulu特別版を交互に配信)。さらに6月28日(日)には愛知県にて番組イベントを開催予定だ。
■トレーニー、Aile The Shotaが提供した楽曲に満面の笑み
何も聞かされずにスタジオに集められたトレーニーたちは、突如画面に現れたTRYANGLEマスターから本番組の企画意図を聞かされる。“3日間の創作バトル”という言葉に、驚きを隠せない。さらに楽曲を提供したAile The Shotaがスタジオに入ると、驚きも嬉しさも入り混じった声が広がった。
Aile The Shotaが制作した楽曲が流れると、トレーニーたちはリズムをとるなどして笑顔が絶えない。楽曲が終わると拍手が巻き起こり、「めっちゃ好きです」と力強く言うRAIKIに、ほかのトレーニーたちも同感の様子。Aile The Shotaが「クリエイティブはまず楽しむところから」とアドバイスすると、トレーニーたちは大きな声で「はい」と返事をして気合いを入れた。
そして、まずはチームメンバーが発表される。Team GREENは、リーダー・YUTA、COTA、HAL、KEITO、AOIの5人構成。Team BLUEは、リーダー・KEI、KANTA、RYOMA、RYOTO、YUの5人構成。Team PINKは、リーダー・REN、ISANA、RAIKI、KAIRIの4人構成となる。
実はTeam PINKには、TAICHIとKEISHINが入り6人構成予定だったが、2人が体調不良で欠席となり、4人での挑戦となった。そのことについてはHulu特別版「the BACKANGLE」でメンバーが明かしている。
トレーニーたちは、番組が準備した特製Tシャツとチームごとのリストバンドを身につけ、早速楽曲制作をスタート。2日目に中間発表、3日目に本番というタイトなスケジュールで、クリエイティブに挑戦するトレーニーたちの経過をチームごとに追っていく。
■3チームの中で最速で楽曲を完成させていくTeam BLUE
KEIがリーダーを務めるTeam BLUEは、楽曲制作にあたり、まずは曲の印象を話し合い始めた。RYOTOが「失恋ソングだと思った」というと、RYOMAも「明るいね」と賛同。KANTAも「自分から振ったんだけど、その人が恋しくなった」などと意見が飛び交う。さらにRYOTOが思いついた歌詞で歌い出すと、その歌詞にメンバーは大爆笑。
テーマは「失恋ソング」に決定し、歌のパート分けを相談し始める。話し合いの結果、KEIが落ちサビとBメロラップ、KANTAがAメロ、RYOTO、YU、RYOMAがサビを担当することになった。
次は歌詞作りへ。歌詞作りが難しいと頭を抱えるRYOTOが「自分の言葉で切れた運命線」と提案。最初は賛同していたメンバーだったが、音に合わせて歌ってみると、あまりハマりがよくない。そこでKEIが「自分で切った恋の運命線」と提案すると、その言葉に感動したのかRYOTOがひっくり返って両足で拍手した。
振り付けはダンスが得意なKANTAひとりが担当することに。KEIも「頼れる存在」というKANTAは、あっという間に振り付けを完成させ、Team BLUEは3チームの中で最速で楽曲を完成させていく。
■自身も悩むなか、声変わりで悩むYUに寄り添うRYOTO
しかし2日目の中間発表では、RYOTOの声が裏返ったり、歌詞を覚え切れていないメンバーが多数でミスを連発。Team BLUEは、歌詞の覚え直しからリスタートした。
そんなとき、YUは声変わりに悩まされ思うように歌うことができないことに悩んでいた。以前同じ悩みを抱えていたRYOTOがYUに寄り添い、歌い方をアドバイスしていく。しかしRYOTO自身も高音の連続に息がうまくできないことに悩んでいた。
楽曲制作に関しては、3チームの中で順調そうに見えたTeam BLUEだったが、思わぬところに落とし穴があったようだ。しかし本番前、リーダーのKEIは「あとは自信を持ってやるだけ」と、メンバーがいつも通りふざけて楽しそうな様子を見て、自分の気持ちも高めていく。
■Team GREEN、リーダー・YUTAを中心に楽曲制作が進んでいく
Team GREENは、リーダー・YUTAがチーム最年長として率先して楽曲制作の提案をしていく。まずはテーマを決めようと、自分が楽曲制作をするとき同様、メロディーにハマりそうな歌詞を考えてテーマにしていこうと提案。話し合いの結果、YUTAが提案した「しゃぼんだま」がテーマとなった。
そしてサビ部分の歌詞作りからスタート。音を聞いたYUTAが「揺れていたいや」などと歌詞をあげていくと、KEITOがちょっと英単語を入れたいと発言。その言葉に「違うんだなぁ〜」というYUTAは、歌詞は“言葉を伝える、読んでもキレイなほうがいい”と意見すると、メンバーも納得の様子だった。
さらにYUTAは、テーマにしている「しゃぼんだま」を歌詞に入れずに、タイトルを「しゃぼんだま」にしようと提案。改めて歌詞作りへと入ったメンバーに、“高いキーにいかないほうがいい”、“メロディーの動きで楽曲の雰囲気が決まる”などとアドバイスしていく。
歌詞が完成すると、マイクを使った歌唱練習に。一度通した後、一回普通に歌を練習しようと提案するYUTAだったが、しばらくすると頭痛を訴えダウンしてしまう。
■YUTA、年下メンバーの提案に感謝 助け合いながらチームがひとつに
2日目、YUTAが復活。残っていたダンスブレイクの振り付けに取りかかると、KEITOとCOTAがアイデアを出し始めた。今まですべてを率先して進めていたYUTAも、年下メンバーのアイデアを柔軟に受け入れ感謝感激。中間発表を前に、Team GREENがひとつになっていく。
歌詞の最終確認をし通しで歌ってみると、AOIが不安そうに歌っていることにYUTAが気づく。さらにHALも歌い方に迷いがあると指摘。2人にほかのメンバーがアイデアを出し合いチーム内で助け合っていくと、中間発表ではメンバーも納得のパフォーマンスができた。
そして本番に向けさらなる高みを目指して練習中、YUTAが振り付けを減らすことを提案。MAXまで入れていた振り付けを引くことで、歌唱をかっこよく、パフォーマンスに余裕ができるという。そして仕上がった振り付けに、「絶対、こっちの方がいい」と自信を覗かせた。
■Team PINK、RENとRAIKIを中心に歌詞のキーワード出しに没頭
Team PINKも、まずは楽曲のテーマを決めようと話し合いを始める。RAIKIがラブソングだというと、メンバーはすぐ賛同し、テーマは「ラブソング」に決定。次はどうやって進めようかとRENが問うと、RAIKIの提案でメンバー全員で歌詞を考えていくことになった。
するとRAIKIがRENに花言葉について問う。花屋さんでバイト経験があるRENが、“ストック”という花の花言葉を調べると、「永遠の美」「愛情の絆」「求愛」「思いやり」「見つめる未来」という意味があるという。Team PINKは“ストック”の花から歌詞を深めることにする。
RENとRAIKIが中心になり歌詞のキーワード出しに没頭していると、KAIRIが急にスマホで恋愛リアリティーショーを見ようとした。メンバー全員が総ツッコミを入れたが、恋愛経験がないKAIRIは、ラブソングのキーワード出しに苦戦していた。
曲作りから5時間後、ついに歌詞が完成しパート分けも決定。次は振り付けというタイミングで、RAIKIがスタッフにこの番組の意図を尋ねだした。「楽曲を作って競う」ということに、オーディションのように向かうべきか悩んでいたという。スタッフから“音楽を純粋に楽しんでいい”と聞いたRAIKIは、どこか吹っ切れた様子で改めて楽曲制作に向かい合う。
■ISANA、中間発表前の歌詞変更に不安を抱える
2日目、ダンスの構成を詰めて振り付けが完成。気分転換に外出し、外で練習していると、突然RAIKIが出だしの歌詞に違和感があると言いだす。そんなRAIKIの指摘を受け、急遽歌詞を変更することに。歌詞変更部分を歌唱するISANAは、不安を抱えたまま中間発表に臨むことになった。
中間発表のパフォーマンスが他チームから好評で、笑顔を見せるRENたちをよそに、ISANAは「ムズすぎる」と不安を募らせる。そんなISANAにRAIKIが寄り添い、時間の許す限り練習していた。
ISANAが不安そうなことにリーダー・RENも心配の様子。しかし、「自分たちが作った楽曲だから、メロディーの正解を知っているのは僕たちだけ」と言い、「ISANAが気持ちいいと思うところで歌ってくれればそれが正解なので、あんまり不安を感じすぎないでほしい」とフォローしていた。
■ついに本番、Aile The Shotaが優勝チームを決定
本番5分前、14人がパフォーマンス発表のステージへ。再びTRYANGLEマスターが登場し、審査するのは楽曲提供者のAile The Shotaだと発表する。Aile The Shotaは審査にあたり「僕含めてプロデューサー陣の意図『これがこうなったらいいな』をキャッチした上で、どう超えるか。そして、自分がそれを好きかどうか。めっちゃ好きだなというポイントの数とかでジャッジする」と明かす。
最初に楽曲を披露するのはTeam BLUEで、タイトルは「Mine」。パフォーマンス後、Aile The Shotaは「ダンスビートで日本語をどんだけ入れられるかというのは、スキルを試されるとこなんだけど、日本語を入れるのに付随して、KANTAのパートとかで譜割りを変えたりしたのも含めて、さすがのクリエイティブですね。『THE LAST PIECE』(STARGLOWが誕生したオーディション)を超えてきたんだなと感じました」とコメントした。
続いてTeam GREEN。最初にYUTAが円陣をしたいと言いだし、メンバー全員で円陣をし掛け声をかけた後「しゃぼんだま」を披露。Aile The Shotaは「『しゃぼんだま』、めっちゃいい曲だったね。エモ。見ててめっちゃ楽しかったなというのは、全体のダンスを取り仕切っているYUTAさん、さすがだなと思いました」とコメントする。
ラストはTeam PINKで「Stock」。パフォーマンスを見たAile The Shotaは「なんかニヤニヤしちゃった。いいね!いいね!このチームはリーダーのRENが割と主観を持ってて、他の3人が自分のこと客観視するのが好きそうな3人だなという印象があった。そのバランスがパフォーマンスに出ててよかった」とコメントした。
■優勝チーム決定も、2nd Roundスタート発表にトレーニー仰天
3チームの楽曲披露中、終始リズムをとりながら笑顔が絶えなかったAile The Shotaが、審査し選んだ優勝チームはTeam GREEN。優勝を手にしたTeam GREENの5人は、驚きながらも飛び跳ねたり拍手をしたりし喜びをあらわにする。
Aile The Shotaから、「骨組みを生かしたまま自分たちの形をそこに置いていく。で、置きながらちょっと骨組みの形を尖らせてみるというのをすごく感じたのは、Team GREENだった」とコメントされ、5人は心の底から嬉しそうだった。
そんなハードな3日間を過ごしたトレーニーたちの前に、再びTRYANGLEマスターが登場。そして2nd Roundが始まることが発表され、トレーニーたちは驚きの表情を浮かべる。
曲とチームメンバーを入れ替えて行う2nd Roundで、トレーニーに与えられるのは共通のトラックのみ。メロディーを自作するため、1st Roundよりクリエイティブの幅が広い戦いになるという。2nd Roundの模様は、Huluにて順次配信予定だ。
◆構成・文=綱島深雪

