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柿谷曜一朗、“天才ファンタジスタ”の苦悩を涙ながらに告白 “抑うつ状態”の診断の中、引退を決断できた妻の一言<しくじり先生>

柿谷曜一朗、“天才ファンタジスタ”の苦悩を涙ながらに告白 “抑うつ状態”の診断の中、引退を決断できた妻の一言<しくじり先生>

<しくじり先生>
<しくじり先生> / (C)AbemaTV,Inc.

反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1~3金曜夜9:30-10:00/第4金曜地上波放送終了後配信、ABEMA SPECIALチャンネル)の5月29日放送回に、元サッカー日本代表・柿谷曜一朗が登壇。「天才ともてはやされたファンタジスタのしくじり」について授業を行った。

■ “ダブルエース”扱いに不満「俺一人じゃあかんの?」

今回はセレッソ大阪復帰後に起きた危機状況や、中堅・ベテランが犯しがちなしくじりについて授業。そして、現役引退の裏に隠された特別な思いを打ち明けた。

セレッソ大阪へ復帰し、“クラブの象徴”ともいえる背番号「8」を背負った柿谷。しかしその矢先、2010年南アフリカW杯得点王・ディエゴ・フォルランの加入が決定。“ダブルエース”として注目される中、柿谷は「俺一人じゃあかんの?」と感じていたと当時の本音を激白する。

さらに、「セレッソ大阪での自分の立ち位置、自信が誰よりもあるので、W杯得点王のフォルランですら『あなた誰ですか?』『ここは僕の場所ですよ』っていう感覚になってしまっていた」と振り返った。

「フォルランが来たことで、自分より目立つ人がいてほしくなかった」「僕のサインじゃなくて、フォルランのサインをもらいに来ていた」と当時の複雑な感情を打ち明け、フォルランとの関係性についても「僕は明らかに意識してた」「ほぼ喋ってないです」と語った。

その後、“セレッソに後悔させたい”という思いからスイスの名門・バーゼルへ移籍した柿谷だったが、「バーゼルでプレーしているけど、頭は『セレッソに今どう見られているんだろう』という感覚でプレーしてしまっていた」と回顧。“セレッソへの執着”で自身のプレーに集中できていなかった柿谷はミスを連発し、ファンからブーイングが起こる事態に。「その程度の準備で行った僕が通用するレベルじゃない」と当時を振り返り、反省を口にした。

■練習場へ向かう途中に過呼吸「息ができなくなる」 “抑うつ状態”と診断

セレッソ大阪がJ2に降格し、フォルラン退団のタイミングで同クラブから再びオファーが届くと、柿谷は「俺をキャプテンにしてください。絶対チームを勝たせます」と直訴。「『8番』をつけるだけでは物足りなかった」「すべてを背負う覚悟で、『このチームをJ1に上げます』と伝えた」と振り返る。

しかし、キャプテン就任後、“全てを背負おう”とした結果、靭帯断裂&剥離骨折の大怪我を負うことに。怪我を隠しながらプレーを続けたことでパフォーマンスは低下し、“セレッソの8番”への強すぎるプライドから周囲へ不満をぶつけるようになり、誹謗中傷も激化。「殺害予告」まで届くようになったと語る。

そんな中、「練習場に向かおうとすると過呼吸になり息ができなくなる」という状況に。「メディカルの人に言ったら、『自分にいろんな重圧をかけて、全部自分で背負って抱え込むから、そうなっている』『1回クラブハウスから離れた方がいい』と言われて、病院に連れていかれた」と振り返り、病院では「抑うつ状態」と診断されたことを告白。

「サッカーは辞めた方がいい」と医師から告げられ、「俺ってこんな弱い人間なんや」「人ってこういう時に死を意識してしまうのかなと思った」と、当時の心境も明かした。

■サッカーを辞める怖さを救った妻の言葉

授業終盤では“現役引退”の経緯にも言及。名古屋グランパス、徳島ヴォルティスでもプレーを続けた柿谷だったが、怪我の影響もあり、思うようなプレーはできず、徳島ヴォルティス2年目には構想外に。必死に次のチームを模索するしかない状況に追い込まれる。

そんな中、妻から「もう辞めたら? 大丈夫だよ」と言われたことが、大きな転機になったと打ち明ける。「4歳から30年以上サッカーをやってきて、サッカーで家族を幸せにする以外方法がないと思っていた」「サッカーを辞める怖さがあった」と本音を吐露した柿谷。

そんな時に「今までサッカーのことに口を出したことがない妻が、最後だけ背中を叩く感じで言ってくれた」といい、「その一言で救われた」と語りました。さらに妻からは、「楽しくサッカーをしているように見えなかった」「辛そうにやっているのが伝わっていた」と言われていたことも明かした。

■引退試合VTRに涙&“セレッソへの歪んだ愛情”や“ガンバ移籍99%”発言も…

さらに番組では、2025年12月に行われた引退試合の模様を公開。柿谷たっての希望で実現した“セレッソ大阪 vs ガンバ大阪”形式の引退試合には、香川真司、乾貴士、大久保嘉人ら、日本サッカー界を代表する選手たちが集結。スタジアムには2万人を超えるサポーターが駆けつけた。

VTRを見届けた柿谷は、涙をこらえきれず、言葉を詰まらせながら「プロ意識が足りなくて、自分勝手に行動して、色々迷惑をかけてしまった」とコメントした。

そのほか授業では、海外移籍を決断したまさかの真相や、「今日セレッソ負けたかなぁ?」と試合結果を常に気にしていた“歪んだ愛情”、さらには「ガンバ大阪移籍は99%くらいだった」と語った衝撃の事実なども告白した。

本編は、配信後7日間、無料で視聴可能。

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