本業は外交官?多才な画家ルーベンスの人生と作品の見どころ紹介!

ルーベンス作品の見どころ

『レウキッポスの娘たちの略奪』, Public domain, via Wikimedia Commons

ルーベンス作品の見どころは、体温が感じられるほどリアルな女性像です。ルーベンスの描く女性はふくよかであたたかみがあります。

神話をテーマとした作品の多くには優美な女性が描かれ、ルーベンスの作風を特徴づける要素の1つとなっています。ダイナミックな身体の動きは、古代の彫刻作品を彷彿とさせるような物量感があります。

神話テーマの作品では女性の身体全体を大胆に描いており、輝く肌となめらかな髪がルーベンス作品の見どころとなっています。ルーベンスは優れた肖像画家としても知られ、自然な表情とリアルなドレスの質感などが特徴です。

ルーベンスには芸術家以外にも多くの顔があり、多忙な中でもたくさんの作品を残してきました。作品鑑賞の際は、ぜひ彼の多才なバックグラウンドについても考えてみてくださいね。以上、ルーベンスの人生、作品、見どころについてでした!

『フランダースの犬』の主人公・ネロが見たかった絵って?巨匠ルーベンスの作品を解説

画家になりたいと思っていた主人公・ネロは、ルーベンスの名画『聖母マリア被昇天』、『キリスト昇架』と『キリスト降架』を観たいと夢見て生活をしていました。

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