スーパーや販売所との付き合い方
では、過去自分のスーパー内にも「農家直送コーナー」を設けていた私が考える“スーパーや販売所との付き合い方”とは。
正直に言えば、直売所は掘り出し物を見つける「テーマパーク」、スーパーは生活の定番商品を買う「インフラ」だと思います。直売所では、その時期だけの珍しい野菜や農家の工夫に出会えます。
駐車場が混雑したり、支払い方法が限られたりと、多少不便な点もありますが、行くだけで楽しく、思わぬ“掘り出し物”に出会うワクワク感があります。
一方、スーパーは天候が悪くても夜遅くても、行けば一通りの食材が揃い、肉も魚も調味料も一緒に買える。さらに返品対応やポイントサービスなど、日常生活を支えてくれる仕組みが整っています。私自身、買い物のメインはやはりスーパーです。
道の駅、JA直売所、民間直売所、それぞれに魅力があり、スーパーもまた違った強みがあります。
値上がりが続く時代だからこそ、私たち消費者は「選ぶ力」を身につける必要があります。それぞれの“良いとこ取り”をして、楽しく、賢く、暮らしを守っていきましょう。

