
アイドルグループ・FRUITS ZIPPERが、セブン-イレブンの新WEBCMに出演。今回のCMは、彼女たちの楽曲「ぴゅあいんざわーるど」のMVをオマージュし「ぴゅあいんざすむーじー」として当時のスタッフが再集結して再現するというエモーショナルな内容となっており、WEBザテレビジョンでは、CM撮影現場で仲川瑠夏と早瀬ノエルにインタビューを敢行。CM撮影の感想や、「ぴゅあいんざわーるど」リリース当時の2023年の振り返り、さらに大舞台での強さの秘訣や、「アイドル文化を変えた」と称される彼女たちの“ありのまま”の魅力についてたっぷりと語ってもらった。
■FRUITS ZIPPERがセブン-イレブンとコラボ
ーー今回撮影した「ぴゅあいんざわーるど」が「ぴゅあいんざすむーじー」としてCMとなり、全国のセブン-イレブンでは店内放送(※6月3日から期間限定放送)も流れるようですね。
仲川瑠夏・早瀬ノエル: やばい!本当にすごいです。
早瀬ノエル: レッスン前後などにコンビニに寄って買ったりと、メンバーみんな普段からお世話になっている機械なので嬉しいです。
仲川瑠夏:私はもともとストロベリーミルクが大好きなんですけど、スムージーではなかなかないんです。だから、私好みの大好きなストロベリーミルクの味をセブン-イレブンで飲めるのはアツいですね。ミルキーですごく美味しいです!もちろん、今回担当しているアサイーバナナも大好きです!
早瀬ノエル:私はよく朝ごはんでヨーグルトにフルーツを入れて食べているんですが、まさにフルーツの香りと後味がしっかりと感じられます。さっぱりしているし、お腹にも溜まるし、大好きな味です!アサイーバナナも朝ごはん代わりにもぴったりだと思います。
■MVを完全再現!「ぴゅあいんざわーるど」は“自分たちの魂が乗っかっている大切な曲”
ーー今回のCM撮影は、「ぴゅあいんざわーるど」をオマージュして、当時のスタッフさんとそのMVを再現するようなムービーを撮っていると伺っています。実際に動いてみての感想を聞かせてください。
仲川瑠夏:過去の映像を見ながらもう一度同じように撮ってみて、2、3年前のことなのに結構自分たちも大人になったなと撮影しながら感じました。「3年前の自分ってこんな動きをしていたんだ」と、今ではとっさに思い浮かばないような動きをしていて。この3年で少し大人になった感覚もありつつ、改めてこうして「ぴゅあいんざわーるど」を撮影させていただく機会はなかなかないので、思い出に浸りながら楽しく撮影できました。
早瀬ノエル:当時のMVは原宿のいろいろな場所に行って撮ったんですが、今回はスタジオでの撮影でした。先ほど、とあるカフェにみんなで集まっているシーンを再現したんですが、場所は違ってもセットの配置などが「懐かしい!」と思えるくらい当時の印象が強くて。それがスタジオという奥行きのない環境で再現されているのがすごくエモかったです。アップデートされたというか、メンバーは同じでも髪型や髪色、メイクも全員変わっているので、懐かしくも新しい感覚で撮れて楽しかったですね。

ーーテーマになっている「ぴゅあいんざわーるど」ですが、FRUITS ZIPPERにとってどういう思いを込めて、大切にしてきた曲なのでしょうか?
仲川瑠夏:初めて私たちが「自分たちはこう思っている」というそれぞれの気持ちを打ち明けて、その思いを玉屋(2060%)さんが直接汲み取って作ってくださった曲なんです。私たちのことを理解してくださっているクリエイターの方々に楽曲を作っていただいてはいるのですが、この曲は直接思いを伝えて曲に落とし込んでいただいているんです。当時のリアルな感情や思いなど“自分たちの魂が乗っかっている曲”だと思っているので、「ぴゅあいんざわーるど」は特に気持ちが入る大切な一曲です。
■ターニングポイントになった「2023年」…レコード大賞新人賞に向けて舵を切った「ある意味無敵の1年だった」

ーー「ぴゅあいんざわーるど」がリリースされたのが2023年の8月です。当時はファーストライブツアーや台湾ライブがあり、秋にはツアー、そして年末にレコード大賞新人賞を受賞しました。FRUITS ZIPPERにとってどんな1年だったか教えてください。
仲川瑠夏:自分たちなりに大きな目標を立ててはいたんですが、自分たちが想像できる夢には限界がありました。その年に「レコード大賞新人賞をみんなで目指そう」と言われた時は、最初は「え、私たちが本当にそんな立ち位置に行けるの?」と思いました。でも、そうやって舵を切ってくれる人がいるからこそ、「FRUITS ZIPPERをもっと大きくしよう」「絶対に新人賞を取りたい」と、自分たちが掲げる目標がどんどん大きくなっていったんです。その一言が、みんなが大きな夢を見るきっかけになった、そんな1年でしたね。
早瀬ノエル:いろいろな夢を見てきた中でも、「結構無謀だな」と分かりながらも口に出していました。逆に現実味がないからこそ大きく発言できていたし、その目標に対してハッピーに前向きに取り組んでいた記憶があります。すごく明るい1年でした。当時はまだ現実をあまり見ていなかったからこそ、無邪気に活動できていたんだと思います。
ーー「無邪気に楽しむ」…ある意味“無敵の1年”だったって感じですね。今の自分たちから、2023年のFRUITS ZIPPERに声をかけるとしたら、どういう一言になりますか?

早瀬ノエル:ありきたりですけど「大丈夫だよ」って言ってあげたいですね。それまでは結構順調にやってきていた中で、中野サンプラザ公演はそれまで全公演ソールドアウトできていたのに、2023年はチケット完売できなかったんです。そんな風に少し伸び悩んでいる時期でもありました。「ぴゅあいんざわーるど」は、私たちの活動に対する当時の気持ちを曲にしてくれた部分があって。曲自体はすごくポジティブでハッピーですが、私たちなりに悩んだリアルな思いも汲み取られているので、当時の自分たちには「まあ、大丈夫だよ」と声をかけたいですね。
ーー瑠夏さんからはどうですか?
仲川瑠夏: みんなで頑張っている実感は強かったので、心配なことは特になかったです。ただ、当時は一生懸命でしたが、私たちの「NEW KAWAII」というコンセプトを今ほど深くは理解していなかったなと。そこからどんどんグループとしての深みが増してきました。当時は自分の個性や、グループ内でどういう立ち位置でやっていくか、それぞれが悩んでいた時期でもあったと思います。なので、「個性もすごく輝いていくから、『NEW KAWAII』を大事にした結果が実るんだよ」と伝えたいです。悩んでいても、最初から授けてもらった「NEW KAWAII」というコンセプトを、自分たちで自然と築き上げてきているので、「ありのままで頑張っていれば、だんだんいい色が咲いてくるよ」と言ってあげたいですね。
■東京ドームのその先へ。変わらない“夢を語り続ける”姿勢

ーーたった3年前ですけど深い3年だったと思います。当時と比べて変わったこと、逆に全然変わってないことは?
仲川瑠夏:ずっと大きな夢を語り続けているところは変わらないですし、改めてすごいなと思います。東京ドームという大きな夢を叶えてきたにも関わらず、全員がいろいろな夢を次々と語り合えるのは本当にすごいです。いい意味で、変わらない素敵なグループだと思います。
ーーそういう“大きな夢”の話はメンバーの中でよく出るんですか?
仲川瑠夏:はい、常に。「アイドルとして日本のトップになりたい」とみんなが思っています。そのために何をしたらいいのか、私たちにしか出せないアイドルの色は何かをみんなが理解しているので、「もっとこういうことをしたいよね」と話し合いができているのはすごくいいことだと思います。
ーーノエルさんはどうですか?
早瀬ノエル:変わったことは…しいて言うなら、少し大人っぽくなりましたね(笑)。後輩グループも増えて、先輩という立ち位置にもなりましたし。
仲川瑠夏: 考え方もね。
早瀬ノエル: パフォーマンスの動きも、先ほど瑠夏が言ったように今の自分じゃ思いつかないような動きをしていて。当時はもっと「しゃかりきで元気」な感じがありましたね。
仲川瑠夏: すごくフレッシュだったよね。
ーー東京ドームのお話も出て今はツアーの真っ最中ですが、次は何を夢にしているんでしょうか?
仲川瑠夏:国立競技場や5大ドームツアーもやりたいです。大きなことを言えばいくらでも言えちゃうんですけど(笑)、アメリカなど、海外でも成功させたいという思いもあります。
■メンバー全員「鉄の心臓」!? FRUITS ZIPPERの“勝負強さ”の源は?
ーーお話を伺うたびに皆さんの度胸がすごいなと思っています。2024年の「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」で初めてのメインステージに出演の直前まで裏の控え室でメンバー同士でふざけ合っているのを目撃しました(笑)。メンバーみなさん鉄の心臓を持っているなと思いました。その度胸や勝負強さの源は?
早瀬ノエル:分からないです(笑)。たくさんのお客さんが来てくださっているのは耳に入っていてすごく嬉しかったんですけど、確かにそう聞くと、「私たち、鉄の心臓を持っているな」と思いますね(笑)。
仲川瑠夏:メンバー同士で「よし、団結しよう!頑張ろう!」と無理に気合いを入れることはないんです。言葉にしなくても、ステージに出たら自然と7人が集まって大きなパワーになるのがいつものことで。「好きに楽しもうね」とステージに出て、心から楽しむことが大きなパワーになっています。「楽しむこと」をメインにしているのが大きいのかもしれません。
ーーFRUITS ZIPPERは「アイドルファンじゃない層」も巻き込み、アイドル文化を変えたなと感じています。そういうのは意識してやってらっしゃったんですか?
仲川瑠夏:私はライブアイドルだったので、「最初は黒髪じゃないといけない」と思っていました。だから初期のアーティスト写真は黒髪からのスタートでした。でもFRUITS ZIPPERって本当にすごくて、『わたしの一番かわいいところ』がバズった時から、一般の方もたくさん好きになってくださったんです。そこでようやく、「あ、ありのままでも、みんな受け入れてくれるんだ」とアイドルとしても新たな発見だったんです。
メンバーみんなが生き生きと、好きな髪型やネイル、好きなことを気を使わずに発信できるいいグループだと感じています。ファンの方もいわゆるアイドルファンだけでなく、それぞれのカルチャーが好きな方が集まっているので、そこからいろいろな層を巻き込めているのかなと。FRUITS ZIPPERというグループも面白いですし、応援してくれるファンの皆さんが面白いなと思っています。
ーーありがとうございました。大事な2023年の話をたくさん聞いてしまいました。最後に、今回のセブン-イレブン「ぴゅあいんざすむーじー」の展開について、楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
早瀬ノエル:いつも私たちがレッスンする時などに飲んでいて、パワーをもらっているセブン-イレブンの大好きなスムージーです。こうしてお仕事でご一緒できることが本当に嬉しいですし、これをきっかけに、FRUITS ZIPPERのファンの方でまだ飲んだことがない方にもぜひ飲んでいただきたいです。今年の夏も暑いので、スムージーですっきりみんなでこの夏を乗り越えましょう!

(取材・文 WEBザテレビジョン編集長)

