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【15周年書籍連動】LiSA、「15年、人と関わるなかで癒やされてきた」

【15周年書籍連動】LiSA、「15年、人と関わるなかで癒やされてきた」

LiVE is Smile Always 〜PATCH WALK〜
LiVE is Smile Always 〜PATCH WALK〜

デビュー15周年を迎え、2026年も5/8(水)に配信限定で新曲「YES」がリリースされ、常に最前線を走り続けるアーティストのLiSA。これまでの軌跡を凝縮した書籍『LiSA 15th Anniversary Book PRiSM』には、彼女自身の言葉で15年を振り返るロングインタビューが収録されている。本書からインタビューをダイジェストで送る全3回の集中連載・第3回は、2022年から2026年までの“新たなStage”についてフォーカスを当てる。キャリアを重ねた今、LiSAは何を見つめ、どんな未来を描いているのか。15年の先に立つ現在地、その胸の内に迫る。

■コロナ禍での10周年は悔しかった

――デビュー10周年をしめくくる2022年の4月12日~28日には「LiVE is Smile Always~Eve&Birth~」全4公演が開催され、4月19日、20日には日本武道館での「the Birth」もありました。ソロ・デビュー10周年を迎えたとき、どんな思いを抱えていましたか?

正直悔しかったんです、コロナ禍で10周年を迎えることになって。もし通常通り10周年を迎えていたら叶えられていた夢があったかもしれないし、見ることのできた景色もあったかもしれないけれど、みんなで思いっきり大声でお祝いできなかったから、それがとても悔しかったです。

でも、制限があるなかでもファンのみなさんと武道館を含む公演ができたというのは救いでした。武道館という場所は、私にとって最初の夢であった場所で、最初に自分が目標として掲げた場所です。だから、その場所をホームとして帰ってこられて、10周年の終わりをその場所で迎えられたことは、すごく誇りではありましたね。 

「LiVE is Smile Always~Eve&Birth~」のときも制限があって声を出せなかったし、本当に10周年はコロナの名残を残したままでした。ある意味で、すごく試されているような感覚がありました。みなさんの声に助けてもらえないから、自分の歌唱の練習の成果や、テレビで培ってきたきちんと聴かせるための歌、ライヴでの爆発力みたいな感覚が、すごく入り混じった10周年のライヴだったような感じがします。

LiVE is Smile Always ~Eve&Birth~
LiVE is Smile Always ~Eve&Birth~



■ゼロからまた作っていく楽しさ
LiVE is Smile Always ~LANDER~
LiVE is Smile Always ~LANDER~


──2023年9月30日~12月17日に開催された「LiVE is Smile Always~LANDER~」は全19公演、約4年ぶりの全国ホールツアーでした。声出しも解禁されて、コロナ禍以前に戻ったツアーだと思うのですが、喜びも大きかったのではないでしょうか?

ダイエットした後は、ご飯がおいしいじゃないですか?(笑)自分で制限していたライヴが解放されて、さらに声出しも解禁されたんです。コロナ禍の前で声出しができた「LiVE is Smile Always~紅蓮華~」(2019年7月3日~10月15日)の思い出とはまた別の新しい世界での喜びが生まれました。それは、みんなと苦しい時代を一緒に乗り越えて同じ釜の飯を食ったからこそ、新しく炊けたごはんを全員で「おいしい」と言えるような喜びでした。

ライヴにブランクがあったので、また筋トレをして体を作り直す必要もありました。不安もあったけれど、筋肉の使い方を改造して、それを自分の経験として、ボディビルダーみたいな気持ちで(笑)、また一から自分の体を作って歌っていけるという楽しさがありました。そういう技術的な楽しさもすごくありましたね。

デビューから素晴らしい10年だったから、次はどこに行けばいいかわからなかったんだと思います。コロナ禍もあって、次の目標が閉ざされたからこそ、自分がどこに向かっていくべきなのかがわからなくなっていたんです。だから、根底の畑を耕して、ゼロからまた作っていくところに、これまでとは別の楽しさもありました。

■15年、人と関わるなかで癒やされてきた

──この15年でヴォーカリストとして、表現者としてどのような変化があったと思いますか?

若いときのほうが雑味があって、勢いがあってエネルギッシュで、トゲトゲしているんですけど、今のほうがもう少しメリハリがあって、上等?みたいな(笑)。その時々の良さがあります。

──2026年4月にソロ・デビュー15周年を迎えます。これからのLiSAさんはどうなっていくと思いますか?

これからの私は……難しいですね(笑)。でも、変わらず、その時々にまた出てきた大きな壁を抱きしめたり、蹴っ飛ばしたり、撫でたり、壊したりすると思うんです。ちゃんと悩んで、ちゃんと向き合って、今できるLiSAを精一杯やりながら、シンディ・ローパーみたいになりたいですね(笑)。

──そうなると、LiSAッ子のみなさんも元気でいないといけないですね。

だから、私が60歳になるまで、みなさんも健康でいていただかないといけないんです。私だけでは続けられないので。今50歳の方々は、私が60歳になれば70歳なんです(笑)。70歳になっても「Rising Hope」で盛りあがる準備をしておいてもらいたいです(笑)。

私もLiSAの一部なので努力をしますけど、みなさんももうLiSAの一部なので努力をしていただいて、70歳で「Rising Hope」で叫ぶ準備をしていただきたいです(笑)。全員で健康でいましょう。私たちみんなで一緒に。
著者近影
著者近影




LiSA『LiSA 15th Anniversary Book PRiSM』書影
LiSA『LiSA 15th Anniversary Book PRiSM』書影 / ©︎平野タカシ

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