「脂質の多い食べ物」は何かご存知ですか?少ない食品も管理栄養士が解説!

「脂質の多い食べ物」は何かご存知ですか?少ない食品も管理栄養士が解説!

脂質の少ない食品

脂質の少ない食品

赤肉・鶏むね肉・ささみなど

牛・豚肉では赤肉で比較的脂質が少ないです。鶏むね肉やささみはとても脂質が少ない食品です。

食品 脂質量g/100g

牛もも/赤肉 10.7

豚もも/赤肉 3.6

鶏肉/むね/皮なし 1.9

海老・イカ・白身魚

食品 脂質量g/100g

あまえび 1.5

こういか 1.3

マダラ 0.2

米・芋など炭水化物

米や芋など炭水化物は脂質含有量が少ないです。

食品 脂質量g/100g

精白米 0.9

全粒粉パン 5.7

ジャガイモ 0.1

脂質を過剰摂取すると現れる症状

脂質を過剰摂取すると現れる症状

脂質を過剰摂取するとすぐではありませんが徐々に以下のような症状が現れます。症状が悪化したときや検診で気付くこともあります。

肥満

脂質を過剰に摂取すると、エネルギーとして消費されない余剰分は中性脂肪として体に蓄積されます。肥満となり、生活習慣病のリスクを高めるといわれます。

脂質異常症

脂質の過剰摂取により血液中の中性脂肪とLDL-コレステロールを増加させる一方で、善玉コレステロール(HDL-コレステロール)を減少させ、脂質異常症を引き起こします。

肌荒れ・肩こり・腰痛

脂質を摂りすぎることで血液中のLDL-コレステロールが増加し、血管にたまりやすくなります。プラークとして血管内に付着し、血管が硬くなります。
血管が硬くなることで全身に栄養や酸素を届けられず、肌荒れ、肩こり、腰痛などの不調が現れます。動脈硬化となり、生活習慣病の発症リスクとなります。

高血圧・高血糖

内臓脂肪が蓄積されると、脂肪細胞から分泌される物質によって体に悪影響を及ぼします。これらの物質は血管の収縮を促し、インスリンの働きを弱めることで、高血圧や高血糖の原因となることがあります。

配信元: Medical DOC

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