旅人は昭和脳の持ち主で、妻は夫を支えるのが当たり前といった考え。真佐美が実母の看病をすることに難色を示し、娘たちにはお弁当は自分のお金で買えと命令する有り様で離婚に発展。旅人は期間限定で娘たちを引き取り、家事を押し付けるつもりのよう。呆れた同僚は、離婚後も同居して家事を教えてもらうよう提案。旅人は将来の子ども部屋おじさんを回避すべく真佐美に説明。驚かれるも受け入れてもらい、離婚後の同居がスタートし…。
「ったく、スーツが汚れるじゃねえか」
離婚が成立し、他人でありながら同居する元夫婦となった旅人と真佐美。ある朝、旅人がゴミを出しに行くと管理人さんに遭遇し、ゴミの曜日が違うことを指摘されます。「嫁が間違えたみたいで」と真佐美のせいにするも「もしかして、たまたま目についたゴミを持ってきたんじゃなくて?」と予想され、図星である旅人は気まずい雰囲気。
「私の夫もよく間違えたものよ」とフォローされて安堵しますが「でもね、自分のミスを人のせいにはしなかった」「都合の悪いことは妻のせいにするなんて最低」と言われ、謝罪するのでした。
それを陰で聞いていた真佐美は管理人さんに感謝しつつも…。
「もう夫婦じゃないのに…」”嫁”扱いされることに真佐美はモヤモヤし
















帰宅し、家に誰もいないことに気づく旅人さん。習い事の日ではないため、夜遊びする真佐美さんに怒りを覚えます。帰宅した真佐美さんを問い詰めると、ママ友の家で子どもたちとパーティーしていたようですが「母親が飲んで帰ってくるなんてふしだらだ!」と責めたてます。しかし真佐美さんにも言い分が。もう赤の他人であるため「お酒を飲むことに文句を言われる理由はない」とキッパリ言い返すのでした。
旅人さんは「母親ならこうあるべき」「女性は夜に出歩くべきではない」という自分の価値観を、離婚後の真佐美さんにまで押し付けていました。
しかし、夫婦であっても、離婚後であっても、相手の行動を一方的に縛ることはできません。大切なのは、自分の理想の役割を押し付けるのではなく、ひとりの人として相手の意思や生活を尊重することではないでしょうか。
※画像の一部にAI生成画像を使用しています
著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実

