
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、SNSなどにエッセイ漫画などを投稿しているなんの なの丸さんの『7年間、おっぱいの自撮りで暮らしていた話』だ。
同作は、なんのさんが“バストの自撮り”を行うに至った経緯を描いたエッセイ漫画。以前なんのさんのX(旧Twitter)に第1話から第3話まで投稿されると、合計2万以上の「いいね」が寄せられている。そこで作者のなんのさんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■リストラをきっかけに“バストの自撮り”に目覚める

――7年間、“バストの自撮り作品”を投稿することで生計を立てていたなんのさん。彼女いわく、生活ができるほど十分な収入になっていたとのこと。
そもそも始めたきっかけは、2017年の春に勤めていた会社からのリストラ。時間を持て余していたなか、Twitter(現X)で、バストが大きめの女性がセクシーな自撮りを載せる界隈のオフ会があることを知る。
そして、なんのさんも試しに自撮りに挑戦したところ、またたく間にバズってしまい…。読者からは「経緯を知れてとても面白かった」「知らない世界の話で引きこまれた」といった反響が寄せられていた。
■“漫画でプロになれなかった過去”を乗り越えて再び漫画の創作にチャレンジした作者・なんの なの丸さん

――『7年間、おっぱいの自撮りで暮らしていた話』シリーズを描き始めたきっかけをお教えください。
幼少期から漫画やイラストを描くのが大好きで、自撮りでの活動期間よりずっと前から漫画やイラストを描いていました。
2017年からやっていた自撮り作品での収入が段々と落ち続け、継続が難しくなってしまって、次に何をしたらいいのか、自分は何をしたいのか、すごく悩みました。
そしてこのエッセイ漫画を描いてみようか考えるようになったのですが、絵を描くブランクもかなりの長期間ありましたし、そもそもわたしは漫画ではプロになれなかった過去があるので、またやるのはどうなんだろうと迷っていました。
でも漫画の表現というのが人にとても伝わりやすいという実感があったので、再挑戦してみようと思って描き始めました。
――第1話から第3話まで描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
わかりやすく伝えたいことと、テンポよく読めるようにしたいというのは意識しています。あと作中にその時に実際撮った自撮りの画像を入れているのが、自分にしかできない表現かなと思っています。
今描いているのはまだ冒頭部分で、「おっぱいを自撮りするだけで生活できてラッキー!」という話なのかなと思っている方もいるかもと思いますが、7年間も本気で自撮りをやってきたことで様々なことがあったので、それらを誠実に描いていけたらと考えています。
――今後の展望や目標をお教えください。
学生時代は自主映画を撮っていて、いつか自分のオリジナルの映画を商業で撮りたいと思っていました。卒業後も企業で動画制作をしながら、個人でも映画の仕事に携わって自分の映画を作りたいという目標がありました。
でもだいたいの商業映画はヒットした原作ありきで映画化されていて、映画の世界にいても自分の映画を撮るのは難しいと感じました。それで自分が原作を作れるよう、他の分野の創作活動に移行した経緯があります。
そのため『7年間、おっぱいの自撮りで暮らしていた話』がたくさんの人に読んでもらえるようになり、映画化やドラマ化されることが目標のひとつです。
――読者へメッセージをお願いします。
ちょっとセンシティブなテーマなので是非が分かれると思っていますが、誠実に描いていきたいと思っています。楽しんでいただける方がいましたら幸いです。今後はKindleでも漫画を出していきますので、読んでもらえたらうれしいです!

