やりすぎじゃないのに個性的【VERSO(ベルソ)】
現代アートを専攻されていたクォン・スンジンさんが立ち上げたベルソは、2022年にスタート。テーマごとに展開される素材の選び方や、異なる素材同士を掛け合わせたレイヤードスタイルの提案など、ファッション出身ではない彼女だからこその柔軟な発想で生まれたコレクションは、モデルやインフルエンサーたちを魅力して、瞬く間に人気ブランドへと駆け上がりました。
ベルソのアイテムは、 カラーリングや素材感が取り入れやすいアイテムばかりなので、決してやり過ぎ感がないのにちゃんと個性的な主張ができる。この絶妙なバランス感がとても好きで、お店に訪れるたびにあれもこれもと欲しくなります。
漢南にあるショールームは、彼女が好きだというメキシコ人作家のアートピースや家具が配置されていて、ほかにはないブランドの世界観を体感することができます。
【ショップ情報】
VERSO
住所:ソウル特別市 龍山区 漢南大路40ギル 57
営業時間:13~20時
定休日:日曜
トレンドをおさえつつ長く愛用できる【MONOHA(モノハ)】
モノハは、すでに日本でも大人気ブランドだと思うので入れるかどうか悩んだのですが、やっぱり素敵で私個人も毎シーズン何かしら手に入れているので、チョイスしました。
モノハでは、ベーシックなスタイルが基盤にありつつ、そのときのトレンドの要素も押さえた、一歩先行くスタンダードアイテムが手に入ります。一見何気ないシンプルなカットソーでも、カラーリングや素材感がほかとは違う。ボトムスのシルエットに至るまで “そうそう、こういうの求めていた!”と、気づかせてくれるようなアイテムに出合えるので、お店を訪れるたびに新鮮な発見があります。さらに、一過性のトレンドとして片づけられてしまうのではなく、手に入れてから長く愛用できるアイテムが多いというのも魅力です。
私は最近、カットソーとレイヤードできるノースリーブタイプのニットを手に入れました。これだけで何気ないデニムルックも、ぐっと雰囲気のあるスタイルが作れるので気に入っています。
【ショップ情報】
MONOHA 聖水店
住所:ソウル特別市 城東区 聖水2路20キル 16
営業時間:11時~19時30分
定休日:なし
実はまだまだご紹介しきれなかったアラフォー世代にぴったりなブランドやショップがあります。が、それはまた別の機会に。好みの韓国ファッションブランドを見つけてみてくださいね。
※掲載の写真は、すべて私物です。最新のものではないものもあります。
edit&text:AIKO FUTAMATA

