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乳幼児の虐待はなぜ起こってしまうのか、原因・4つの虐待を精神科医が解説

乳幼児の虐待はなぜ起こってしまうのか、原因・4つの虐待を精神科医が解説

子育てのストレスなどが原因となり、乳幼児虐待に走ってしまう親の話がたびたびニュースで報じられます。そういった事態を起こさないためには、一体、どのようにすればよかったのでしょうか? 今回は乳幼児虐待が起きる要因や虐待の具体的な内容について、あおきメンタルクリニックの青木先生に教えてもらいました。

編集部

ときどきニュースで乳幼児虐待の事件を耳にします。一体なぜ、こうしたことが起きるのですか?

青木先生

家庭環境や時代背景など、さまざまな要因が複雑に絡み合って生じています。また母親の育児困難が引き金となる場合もあります。

編集部

具体的に教えてください。

青木先生

たとえば夫婦関係の不和や経済的な問題などの要因が重なると生じやすくなります。また、「誰も育児をサポートしてくれず、地域でも孤立を感じている」「子どもが思ったように育たなくて、育児にストレスを感じている」「親御さんご本人が虐待されて育った」といった場合も、そうでない場合と比べると乳幼児虐待は起きやすくなります。

編集部

具体的に乳幼児虐待とはどのようなもののことを言うのですか?

青木先生

具体的には身体的虐待、ネグレクト、心理的虐待、性的虐待の4つがあります。虐待というと怪我をさせる・暴行する、といったイメージがありますが、「食事を与えない」「無視する」「長時間放置する」といったネグレクトも養育の放棄、「夫婦間の暴力の目撃」も心理的虐待として大きな問題になっています。

※この記事はメディカルドックにて<乳幼児虐待を起こさせないための「親のメンタルケア」とは?【医師解説】>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

青木 豊

監修医師:
青木 豊(あおきメンタルクリニック)

1985年国立山口大学医学部卒業。その後2003年まで東海大学医学部精神科学教室に所属。ルイジアナ州立大学精神科にて乳幼児精神保健の専門家になるためのハリスフェローシップを取得。11年4月~22年3月目白大学人間学部子ども学科および目白大学大学院生涯福祉研究科生涯福祉専攻修士課程の教授として ご専門の乳幼児の精神医学・保健について教鞭。2018年11月あおきメンタルクリニック代表。東京医科歯科大学非常勤講師、早稲田大学社会的養育研究所招聘研究員、東海大学医学部非常勤講師、チャイルドファーストジャパン理事など。

配信元: Medical DOC

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