「農業がしたくて移住しました」年間約11tミニトマトを収穫する農家のリアルな暮らしを聞いてみた|鳥取県琴浦町

「農業がしたくて移住しました」年間約11tミニトマトを収穫する農家のリアルな暮らしを聞いてみた|鳥取県琴浦町

やりがいと楽しさ

トマトの選果表

「農業は毎年同じことをすれば良いというわけではなく、毎回試行錯誤。だから飽きないし楽しい」と大原さん。

特にやりがいを感じる瞬間は、JAから返ってくる選果表を受け取るとき
自分が育てた作物がどんな品質なのか数値で評価されるのは、まるで“成績表”のよう。
努力が数字で返ってくるとやっぱり嬉しいですよね。

1日のスケジュール

ここからは、とある日の1日のスケジュールをご紹介します。
作業は日によって異なりますが、年間の8割程度がこれから紹介するような時間帯で働かれているそうです。
作業は大原さんと従業員1名の2名で行われています。

朝6:30 
圃場に到着。まずは「わき芽とり」からスタート。
やっぱり農業は朝が早いんですね!

間から小さく生えているのがわき芽
わき芽取りは栄養を主茎や果実に集中させるための大事な作業です。

そのあとは午前中いっぱい収穫作業。なんと1日に100kg前後、数にして約1万粒のミニトマトを収穫
収穫は1か月分の答え合わせのようでやりがいもあり、特に好きな作業なんだそうです。

収穫作業は6月10日ごろ~12月15日ごろまで

午前の作業を終えたら、圃場から車で10分ほどの自宅で、1時間半ほど休憩。
そのあとは13:00ごろから夕方まで 「誘引(ゆういん)」作業。

誘引とは、上に高く伸びた茎を横にずらしながら下げて新たに生育できるスペースを確保する作業です。。
広いハウス全部に行うのは大変ですが、整った苗を見ると嬉しくなるんだとか。

17:30ごろにその日の作業は終了!
その他にも様々な作業があり、前日と全く同じことをするということはほとんどないんだそうです!

スリランカ(アダムスピーク)旅行の写真

ちなみに、今は農家一本で生計をたてていて、12月ごろにはミニトマトの栽培がおわり、1月の農閑期には、海外旅行にも行かれるんだそうです!
今年はスリランカに旅行に行かれたんだとか!

普段の息抜きは飼い猫のこまちと遊ぶこと。
かわいい写真を見せていただきました♪

農業には大変な作業もたくさんありますが、その分、作物によっては努力がしっかりと収穫物となって目に見える形で返ってくるので、とてもやりがいがあり、楽しそうなお仕事だなと感じました♪

配信元: na-na