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息子がドアを蹴り散らし大暴れ…町田啓太“タツキ”の壮絶な親子の確執に「涙が止まらなかった」「刺さりすぎる」<タツキ先生は甘すぎる!>

息子がドアを蹴り散らし大暴れ…町田啓太“タツキ”の壮絶な親子の確執に「涙が止まらなかった」「刺さりすぎる」<タツキ先生は甘すぎる!>

「タツキ先生は甘すぎる!」第9話より
「タツキ先生は甘すぎる!」第9話より / (C)日テレ

町田啓太主演ドラマ「タツキ先生は甘すぎる!」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の第9話が、6月6日に放送。母親・藤永優(比嘉愛未)への暴力にまで発展した、タツキの息子・蒼空(山岸想)のSOSとタツキへの悲痛な恨みの爆発。壊れかけた親子のあまりに根深い確執が描かれた緊迫の展開に、SNSでは「余韻がすごくて涙が止まらない」「タツキ親子に和解してほしい」と胸を痛める声と行く末を見守る声が溢れている。(※以下、ネタバレを含みます)

■フリースクールを舞台にしたヒューマンドラマ

本作は、学校に行けない子どもたちが安心して過ごせるフリースクール「ユカナイ」を舞台にしたヒューマンドラマ。

フリースクールスタッフ・タツキのモットーは「楽しいことだけ、やろう!」。アートを取り入れ絵を描いたり、子どもたちとゲームをしたりと遊んでばかりの姿に、真面目な同僚・しずく(松本穂香)は「なぜこんなに甘すぎるのか」と疑問に思うことも。

子どもの教育に正反対の価値観を持つ2人だが、彼らと向き合う中で、タツキが抱える葛藤と徹底して寄り添おうとする真意が明らかになっていく。一方、不登校経験もあるしずくは、やがて自分なりの寄り添い方を見出していく。

■蒼空、ドアを蹴り散らし大暴れ

今回の物語は、藤永家の緊迫しきった空気感から幕を開ける。タツキの元妻で、現在はシングルマザーとして仕事と子育てを両立していた優。その優のいる部屋のドアを、外からガンガンと執拗に蹴りつけ、狂気的なまでに暴れ狂う蒼空。ただ事ではない異変を察知し、血相を変えて駆け付けたタツキが必死に止めに入るが、蒼空はそのタツキに激しく掴みかかり、「あんたに関係ねえだろ……来んなよ!!」と憎悪に満ちた叫び声を残して自室へと引き籠ってしまう。

あまりにも根深いただならぬ状況を前に、タツキはすぐさま「ユカナイ」の代表・三雲(江口洋介)としずく(松本)を呼び寄せる。現場の殺気立った空気を肌で感じた三雲は、「こういう時は一度、距離を取った方がいい」と的確に判断。傷ついた優を一時的に「ユカナイ」の施設へと避難させ、「我々がここで、蒼空くんのそばについています」と、タツキと共にその場に留まり少年の心の嵐に寄り添う覚悟を決める。

避難先で優の口から語られたのは、あまりにも痛々しい事実だった。蒼空は、あの衝撃的な「飛び降り」の事件を起こした前後の時期から、次第に母親に対して手を上げるようになっていたという。誰にも相談できず、たった1人で恐怖と悲しみに耐え兼ねていた優の告白を聞き、タツキは「元は俺のせいだから……」と己の過去の身勝手さを激しく悔いるものの、壊れかけた我が子を前に、どう接したらいいのか分からず深い絶望に立ち尽くしてしまう。

「タツキ先生は甘すぎる!」第9話より
「タツキ先生は甘すぎる!」第9話より / (C)日テレ

■家族写真と幼き日の作品が語りかけるメッセージ

そんな中、静まり返った藤永家の室内をゆっくりと見渡していた三雲は、飾られた家族写真や、蒼空がまだ幼い頃に無邪気な手で一生懸命に作った工作などの作品群に目を留める。少年がかつて確かに放っていた輝きに触れた三雲は、この膠着状態を打破するある画期的なアイデアを思いつく。

それは、タツキと優の2人に、これら写真や作品といった大切な「思い出の品」の数々を介して、当時抱いていた本音や記憶を包み隠さず共有し合う“シェアリング”を行ってもらうことだった。「何か見えてくるものがあるかもしれない」。三雲のその深い包容力に満ちた言葉に背中を押されるようにして、タツキと優は重い口を開き、思い出の品々にまつわる過去を1つずつ振り返っていく。

そこにあったのは、お互いを思いやるがゆえにすれ違ってしまった愛情、そして父親としての重圧に押しつぶされ、いつしか息子を型に嵌めて追い込んでしまっていたタツキの歪んだ教育の原点だった。さらにその最中、しずくが部屋から蒼空の描いた漫画を発見しタツキに手渡す。しかし、それは蒼空自身の手によってビリビリに破かれていた。「この中に蒼空くんの閉じ込めた思いが隠されているかもしれない」と、破片を丁寧に修復していく一同。そこに描かれていた幼少期の温かくも切ない思い出の数々に、タツキは複雑な表情を隠せず、激しく胸を締め付けられる。

一方、リビングでは智紀(大倉琉人)が蒼空の頑なな心をほぐそうと、不器用ながらもゲームへと誘っていた。画面を並べてコントローラーを握る中、智紀はタツキについて「『ユカナイ』のみんなはタツキのことが大好きなんだ」と伝える。しかし、蒼空の口からポツリと漏れたのは「騙されてない?」という冷徹なひと言だった。智紀はかつて自分が自殺を考えたこと、そしてそれを救ってくれたのが他ならぬタツキだったという壮絶な過去を明かす。

それでも蒼空は「嘘だろ」「全然そんな奴じゃない」の一点張りで拒絶し続ける。そして、少年の胸に長年澱のように溜まっていた、もっとも純粋で、もっとも残酷な本音が爆発する。「なんで他のやつは助けるのに、俺のことは助けてくれなかったんだ」一番近くにいた自分を見捨てていた父親への恨み。その強烈な孤独と悲しみの記憶が、蒼空の心のすべてを埋め尽くしていたのだった。

放送後、SNSでは「息子さんにも信頼できる居場所が見つかるといいな」「最終回まであと少し...楽しみだけど寂しいな...」「タツキ親子和解してほしいな」「涙が止まらなかった」「刺さりすぎる」「余韻がすごくて」などの声が寄せられた。

◆文=ザテレビジョン編集部

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