
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回はインドネシアを拠点に活動するBENISHOGAさんが手がけた、ナンバーナインといった各配信サイトでの連載デビュー作『APPLE TO ORANGE』をご紹介しよう。
同作はコンビニで働く22歳の青年・トモが憧れのロックスターと出会い、人生を変えるチャンスを掴む音楽漫画。以前ナンバーナイン公式漫画紹介者・あくせるちゃんのX(旧Twitter)で第1話がポストされると、約2000もの「いいね」が寄せられている。そこで作者のBENISHOGAさんに、同作を描いたきっかけや将来について話を伺った。
■コンビニで働く青年に訪れた千載一遇のチャンス?

コンビニで働く22歳の青年・トモは、世界的ロックスターのジェームズ・ロザリオに強く憧れながら、変わらぬ日々を送っていた。
そんなある日、アルバイト中に店内のテレビでジェームズの誕生日を祝うニュースが流れてくる。なんとその日、地元のショッピングモールで彼の誕生日ライブが開催されるという。さらに会場では、抽選で1名だけがジェームズのサイン入りエレキギターを演奏できるというイベントも用意されていた。
千載一遇のチャンスを前に、トモは急遽バイト仲間にシフトを代わってもらい、激しく雨が降るなか会場へと駆け出していき…。読者からは「ラストの展開が胸アツすぎる」「この終わり方は反則(笑)」などのコメントが寄せられている。
■作者・BENISHOGAさんにインタビュー「予測できないチャンスや運が、人生を大きく変えることがある」

――『APPLE TO ORANGE』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
連載デビュー作として、自分にとってとても個人的なテーマである「音楽」を描きたいと思いました。この物語は、私自身がバンドで演奏していた経験から着想を得ています。その世界ならではの感情の高まりや落ち込み、そして人間関係の独特な空気感を表現したいと考えました。現在はもうバンド活動はしていませんが、当時の経験は今でも私の物語作りに影響を与え続けています。
――第1話を描くうえで「こだわった点」や「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
第1話では、トモが憧れのロックスターであるジェームズ・ロザリオに突然選ばれ、ステージで演奏することになる重要な場面に特にこだわりました。この場面は、予測できないチャンスや運が人生を大きく変えることがある、という物語の中心的なテーマを象徴しています。
――第1話で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
特に印象に残っているのは、トモがステージから落ち、自分が体験したことはすべて夢だったのではないかと疑う場面です。この瞬間は、人生を変えるようなチャンスに出会ったときの、あまりにできすぎていて現実とは思えない感覚を表しているため、とても意味のある場面だと感じています。私自身も共感できる、不思議で信じられない気持ちを捉えたシーンです。
――今後の展望や目標をお教えください。
インドネシア発の海外漫画家として挑戦している私にとって、一番の目標は日本で本格的な漫画連載を実現することです。これはクリエイターとしてずっと抱いてきた最大の夢であり、その目標に向けて、これからも成長し、自分の作品を磨き続けていきたいと考えています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
私の作品を読んで応援してくださり、本当にありがとうございます。私は漫画家としてまだ学び、成長している途中ですが、皆さまの温かい応援と励ましに心から感謝しています。ぜひこれからも物語を追いかけていただき、今後の展開を楽しんでいただけたらうれしいです。

