
俳優の岩瀬洋志が、6月9日に都内で開催されたPrime Originalドラマシリーズ「クロエマ」配信記念スペシャルイベントに、W主演の杉咲花と多部未華子、メガホンをとった今泉力哉監督と共に出席。サプライズでパフェがステージに登場し、登壇者と観客に見守られながら食べる場面があった。
■甘さの中にほのかな影をまとった新感覚“占いミステリー”
本作は、「逃げるは恥だが役に立つ」などで知られる漫画家・海野つなみ氏の同名漫画を実写化した、甘さの中にほのかな影をまとった新感覚“占いミステリー”。恋も仕事も家も一度に失った30歳の女性・エマ(杉咲)が、謎めいた資産家・クロエ(多部)の屋敷にたどり着いたことから物語は動き出す。
性格が正反対の2人がひょんなことから始めた占いの店には、さまざまな悩みを抱えた相談者たちが訪れる。2人は占いを手掛かりに、相談者たちの言葉の奥にある、まだ明かされていない謎へと迫る。対照的な2人の、仲良くならないのに心地いい関係を描くストーリー。
クロエがオーナーを務める喫茶店の雇われマスター“シモン”こと下門賢志郎を演じる岩瀬は、杉咲・多部との共演に「本当にテレビで見ていた方々なので、会う前は緊張していて、クールなのかなと思っていたんです。どこまで自分を出していいのか不安だったんですけど、いざ現場に入るとすごく優しくて頼もしかったです」と振り返る。
その上で、岩瀬は「シモンはパフェ作りが得意なんですけど、説明ゼリフが多いんです。緊張していたこともあって結構かんでいたんですけど、2人が『大丈夫だよ』と言ってくれたことが、すごくうれしかったことを覚えています」と、2人の先輩俳優の優しさに感動したことを伝えた。
そんな岩瀬のキャスティングについて聞かれ、今泉監督は「岩瀬さんは本当に王子様的な空気というか、この役を演じるのが岩瀬さんで本当に良かった」とした上で、「純喫茶で働いている役なんですけど、『いらっしゃいませ』のお辞儀がめちゃくちゃ深くて。たぶん喫茶店に行ったことがないんじゃないかなってくらい(笑)。『そんなに丁寧じゃなくて、大丈夫です』って。それも含めてハマっていました」と、やや浮世離れした岩瀬の立ち居振る舞いを明かす。
それを受け、岩瀬は「僕は深いと思っていなかったんですけど、思ったより深かったらしいです(笑)。 90度は超えていたかもしれないです」と照れ笑いし、「体が硬いんで、それ以上はいかないですけど」と、付け加えていた。
■ステージにパフェが登場「あんまりないですよね」
そんな中、劇中では「ご褒美」として度々出てくるパフェがステージに登場。シモンは、パフェ作りが得意なキャラクターだが、役柄的に自分で食べるシーンはほとんどなかったということで、今回は杉咲・多部も味を絶賛する「大人のかりんとうパフェ」を岩瀬が食べることに。
「やったじゃん」「良かったね」と杉咲・多部に見守られながらパフェと向き合った岩瀬は、観客に「食べたいでしょ?ダメです。僕が食べます」と小悪魔っぷりを見せて煽りつつ、「めちゃくちゃ見られてる…あんまりないですよね、こうやって食べるの」とニヤリ。
岩瀬は「みんな気になっていると思うのが、中に入っている竹炭のジェラートだと思うんですよ。食べるとシャリシャリするんです。一体中には何が入っているんでしょう、っていう。分かんないんですけど…おいしいです」などと言いながら食べ、至福の表情を浮かべる。幸せそうな姿に、観客から「かわいい!」の声が飛び交っていた。
さらに、岩瀬は「これ黒いじゃないですか。皆さん、これを食べたら口の中が黒くなるんじゃないか、と思うと思うんですよ。竹炭だから…ならないんです。おいしい」と止まらない様子で堪能していると、今泉監督が「今日は上映をやめて、これを永遠に見続ける可能性が…(笑)」とポツリとこぼし、観客も大笑いしていた。
Prime Originalドラマシリーズ「クロエマ」(全5話)は、6月12日(金)よりPrime Videoにて世界独占配信開始。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

