昨年「クロワッサン」での江戸のパワースポットを巡る取材でお世話になりました、滝口正哉先生の「明神塾」にお呼びいただく光栄に預かました。会場は神田明神で、第一部は滝口先生が江戸時代の「コレクターの会」についてのお話、第二部は私が江戸時代のオタクについて話させていただいたのですが、講演にもともと慣れていなくて、拙い話になって申し訳ありませんでした。少し前に、舞台のために話し方教室を受講したはずなのですが……。緊張でその時の学びがどこかへ行ってしまいました。来てくださった方、呼んでくださった滝口先生と神田明神ご関係の方々に御礼と謝罪を申し上げます。教師の娘だったというのに教えるスキルは全く受け継いでおりません。ちなみにこの明神会は今年は11月まであと4回予定されていて、どれもおもしろそうで、江戸と現代の怪談の回など聞きに行きたいくらいです。
今回は、前半は準備で余裕がなくてあまり先生の話を伺えなかったのですが、江戸時代にはコレクターの集いがあるというのが興味深かったです。日本人は昔から趣味を究めたりディープに調べたり情報や物をコレクションしたがる性質だったようです。
「耽奇会」というのは、「参加者がそれぞれ秘蔵する古書画や珍奇なものを持ち寄り、その由来や価値について真剣に考証・論評を交わす会」だったそう。「会則として、俗世の話題の禁止、酒類の持ち込み禁止、遅刻の厳禁」というストイックなルールがあって、秘密結社のようです。この回では縄文時代の土偶が披露されることもあったとか。
「兎園会」という、珍談・奇談を披露し合う会もありました。都市伝説YouTuberの元祖のようです。
「集古会」は明治時代の集まりで、その都度テーマを決めて江戸の文化についての研究などを発表し合ったそうです。やんごとなき方から学者まで豪華な顔ぶれだったとか。
「耽奇会」で発表された、江戸時代のUFO、うつろ舟の図。この「耽奇会」が一番参加してみたいかもしれません。
舞台と、今回のイベントの成功を祈って少し前に神田明神に参拝させていただきました。神田明神は、生まれた病院がお茶の水なので、産土神社かもしれないので、たまに参拝しています。
「明神塾」では、参加者一同、イベントの始まる前に参拝するという素敵なプログラムがありました。最近、神田明神にお参りして、仕事運などが爆上がりしたという話を聞くのでありがたいです。
ちなみに詳しい方によると、お正月の神田明神は仕事はじめの方々で数時間待ちの大行列になりますが「崇敬会」に入ることでファストパスのように並ばずに参拝できるそうです。個人なら年会費3000円。しかも毎月「会員の健康や繁栄の祈願」などの特典が。保険に入るより安心かもしれないと思えてきました。

