脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「狭心症」の検査は“5種類”?医師に伝えるべき症状と原因【医師監修】

「狭心症」の検査は“5種類”?医師に伝えるべき症状と原因【医師監修】

気になる症状があっても、「どこを受診すればよいかわからない」「どんな検査をするのか不安」という方も多いかもしれません。狭心症が疑われる場合の受診先や、問診で伝えるべき情報、行われる検査の種類を事前に知っておくことは、受診への第一歩を踏み出す助けになります。この記事では、受診から検査までの流れをわかりやすく解説します。

本多 洋介

監修医師:
本多 洋介(Myクリニック本多内科医院)

群馬大学医学部卒業。その後、伊勢崎市民病院、群馬県立心臓血管センター、済生会横浜市東部病院で循環器内科医として経験を積む。現在は「Myクリニック本多内科医院」院長。日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医。

狭心症のサインに気づいたら受診と検査について

狭心症のサインに気づいた後の行動として、どの診療科を受診すればよいのか、どのような検査が行われるのかを知っておくことは、受診への不安を和らげることにもつながります。

受診すべき診療科と問診でのポイント

狭心症が疑われる場合は、循環器内科(または内科)を受診することが適しています。初めて受診する際には、症状の具体的な内容を医師に伝えることが診断の手がかりとなります。以下の情報を事前にまとめておくと問診がスムーズに進みます。

・症状が現れたときの状況(何をしていたとき、何時頃か)
・症状の持続時間(何分くらい続いたか)
・胸以外の症状の有無(放散痛の場所、冷や汗、吐き気など)
・症状が治まるまでの経過(安静で治まったか、自然に消えたかなど)
・既往歴(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)
・服用中の薬があれば薬の名前

行われる主な検査の内容

狭心症の診断には、さまざまな検査が用いられます。代表的なものとして以下が挙げられます。

・心電図検査:心臓の電気的活動を記録し、虚血の兆候を確認します。安静時の心電図では変化が見られないこともあるため、運動負荷をかけながら記録する「運動負荷心電図」が有効な場合もあります。
・ホルター心電図:24時間にわたって心電図を記録する携帯型の装置を装着し、日常生活の中での不整脈や虚血の変化を確認します。
・心臓超音波(エコー)検査:心臓の形態や動きを画像で確認し、心筋の異常を把握します。
・冠動脈CT検査:冠動脈の状態を詳しく調べ、狭窄(狭くなった部分)の有無や程度を確認します。
・冠動脈造影検査:細いカテーテルを血管に通して造影剤を注入し、冠動脈の状態を直接確認する検査です。治療の方針を決める際に活用されます。

これらの検査を組み合わせることで、狭心症の診断や重症度の評価が行われます。検査の種類や順序は症状や状況によって異なるため、医師の説明をよく聞きながら進めることが大切です。

まとめ

狭心症は胸の圧迫感・放散痛・さまざまな初期サインとして現れる病気です。「胸が締め付けられる」「肩や顎に痛みが広がる」「運動後に胸が苦しくなる」といった症状は、日常のちょっとした不調と混同されがちですが、繰り返し起こる場合は心臓からの重要なサインかもしれません。動脈硬化の危険因子を持つ方は特に注意が必要であり、気になる症状を感じたら早めに循環器内科などへ相談することが、重篤な合併症を防ぐ第一歩となります。

参考文献

日本循環器学会「ガイドライン」

厚生労働省 e-ヘルスネット「狭心症・心筋梗塞などの心臓病(虚血性心疾患)」

日本生活習慣病予防協会「狭心症」

厚生労働省「虚血性心疾患 (狭心症、心筋梗塞) とは」

日本心臓財団「狭心症とは」

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。