
織田裕二が初めて父親役を演じた2013年のドラマ「Oh, My Dad!!」(フジテレビ系)の第1~3話と最終話が10日まで、FODで無料配信中。第3話では、仕事もお金も、住むところさえ失った元一(織田)がどん底の崖っぷちで見せた輝きに視聴者から歓声が上がる場面があった。(以下、ネタバレがあります)
■織田裕二“元一”がクイズ番組に出演
2013年7月期にフジテレビ木曜劇場枠で放送された「Oh, My Dad!!」。18年間ものあいだ家庭も顧みずマグネシウム電池の研究に没頭してきた元一が、家計を支えてきた妻・紗世子(鈴木杏樹)に愛想を尽かされ、保育園児の息子・光太(田中奏生)と2人、路頭に迷う物語。2027年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」(NHK総合ほか)を手がける安達奈緒子氏によるオリジナルストーリーだ。
プレゼン用試作品のためアパートから家賃用の蓄えを持ち出した元一に、我慢が限界に達した紗世子はとうとう家出。直後に大家からも家賃滞納で追い出され、元一は幼い光太を連れてホームレス同然の生活を始めることになる。
そんな中、第3話では元一のもとに、ある人気クイズ番組のディレクターがやってくる。紗世子と一緒によくその番組を見ていた光太が勝手に応募したらしい。番組サイドは、平成生まれの天才科学者と、18年前に脚光を浴びながらいまや忘れ去られてしまった元一を戦わせたいのだという。優勝賞金は、最大1000万円。美月は「それってあなたのこと笑いものにしようとしてるんじゃない?そんなの、光太くんに見せるの?」と言うが、元一は出演を決める――。
■「見せてやろうよ、パパ」
クイズ番組の収録当日、序盤は案の定、平成生まれの天才科学者のワンサイド。元一は知識こそあるものの、クイズ問題特有のひっかけにハマったり、逆に問題を聞きすぎてしまったりとタイミングを掴むことができず、まったく得点できない。そんな姿に、スタッフも観客もあきれ顔だ。
だが、CM休憩で光太に真っすぐな目で「見せてやろうよ、パパ。僕、みんなに見せてやりたいんだ。僕のパパはすごい人だって」と背中を押され、元一の目の色が変わる。ダメな自分をまるでヒーローのような目で見つめ、信じてくれる光太に、すごいところを見せてやりたい――。
■クイズ番組で見せた快進撃!
ここからのスカッとする快進撃は、まさにヒーローそのもの。序盤は「答えがわかるかどうか」しか見えていなかった元一が、対戦者の手元を観察し、問題をどこまで聞いてどこでボタンを押すか瞬時に把握するクイズ回答者の目に変わる。こうなれば、18年間科学の世界に没頭し続けてきた元一の知識に勝てる者はいない。大きく引き離されていた点差は気がつけば同点に。そして、運命の最終問題が読み上げられる――。
第1話、第2話とダメな姿ばかり見せてきた元一の最初の大きな見せ場が、このクイズ番組出演エピソード。光太の言葉に力を得て息を吹き返したように強さを見せた元一に、視聴者からも「元一をヒーローにしたのは光太くんだね」「泣ける!手に汗握る、大好きなシーン」「光太くんの一言でこんなにも変われるパパ、応援せずにいられない」と熱い声が上がる。ここから、元一の本当の戦いが始まった。
FODプレミアムでは「Oh, My Dad!!」が最終話まで視聴可能。家なし、カネなし、仕事なしのどん底から始まった元一の父親としての成長を一気見することができる。

