
鈴木京香が主演を務めるドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系・TVer/TELASAで配信)の最終回となる第9話が6月11日(木)に放送される。
このたびWEBザテレビジョンでは、最終回の放送を前に、同作で脚本を担当する大森美香氏にインタビューを実施。キャラクターの魅力や制作秘話を語ってもらった。
■新感覚の爽快ミステリーの最新シリーズ
同作は、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係/通称:倉庫番)を舞台に、文字を糸口に未解決事件を捜査する新感覚の爽快ミステリーの最新シーズン。
文字フェチ頭脳派刑事・鳴海理沙役を鈴木が、エリート年下上司・陸奥日名子役を黒島結菜が務めている。
さらに、6係を和ませるポンコツ系陽キャ“第六感型”刑事・夏目征也役として宮世琉弥が新たに加入したほか、「特命捜査対策室」のイヤミな室長・古賀清成役の沢村一樹、6係の超無口なお遍路刑事・草加慎司役の遠藤憲一をはじめ、個性豊かなレギュラーメンバーが再集結している。
■「新しい6係も、相性がとても良い」

ーー大森さんから見たキャスト、キャラクターの魅力を教えてください。
鈴木京香さんは本当にいろいろな役を演じてらっしゃいますよね。母親役をやるとすごくすてきで優しいお母さんですし、悪女役もかっこいいですし。
そういった中でも、少し引っ込み思案な部分はあるけれど、自分の興味があるところにはどんどん行くオタク気質があるキャラクターというのは、京香さんの演じる鳴海理沙にしかない魅力だなと思っていて。それが今回存分に見られているのでとてもうれしいです。
草加さんは、年を重ね円熟味が増してきていて…。日名子さんと夏目さんとは年が離れているのに、不思議な連帯感がありますよね。言わば間の世代がいないのに、連帯感が生まれている感じが面白く見えているなと思っています。新しい6係も相性がとても良いと感じていて、すごく楽しく見ています。
ーー沢村一樹さん演じる古賀清成というキャラクターについても教えてください。
古賀室長は、Season1のときに「沢村さんにこんなパワハラ風な役をやらせていいのかしら…(笑)」と思っていたのですが、第1話からものすごいパワーで演じてくださっていて。Season2からは(皆川猿時演じる)宗像さんという部下が入ってさらにパワーアップし、シリーズを通して“古賀さんが出てくると面白い”と楽しんでもらえる役柄になっていると思います。
Season3では古賀さんのパワーがより増していて。正直言うと、6年経ってもまだ一課長になれていなくていいのだろうか、と心配しながら書いていましたが、なっていないからこその古賀さんの愛らしい姿が見られて良かったです。
■意外な“キーパーソン”について明かす
ーーSeason3から加入したキャラクターの魅力はどんなところでしょうか?
日名子さんは、上司なのに嫌味なところが全くなく、目線はいつも部下の皆さんと共にあるんです。そして、自ら率先して頑張ろうとしている。頑張りすぎて空回ってしまうところもあるけれど、そういう部分も憎めなくて、今までの「未解決の女」にはなかった魅力だなと思います。
そんなアットホームな6係と対照的に、強行犯係の(山内圭哉演じる)桑部係長の下でもくもくと捜査をする強行犯係の(武田玲奈演じる)越坂部さんもかっこいい存在になってくれました。
その後輩の熱血刑事の(井上翔太演じる)春日部さん、クールで着実な(草川直弥演じる)今津刑事もよかったです。
宮世さん演じる夏目に関しては、新しい風を吹かせてくれる代表でいてもらいたくて。そして、気づいている方もいらっしゃるかもしれませんが、大体いつも夏目さんの言葉がきっかけで事件が解決しているんです。
なので本当は、彼がいないとほとんどの事件は解決していないというかなりのキーパーソン。頭が凝り固まっていなくて、自由な考え方をしているという意味でとても良い刑事さんだと思います。自由な6係で、これからも存分に才能を伸ばしていってほしいなと思っているキャラクターです。
宮世さんは衣装合わせの段階で「結構、僕が言っていることが事件解決に繋がっていますよね」と仰っていたようで、でもそれを天然で言っているように演じていらっしゃるので、素晴らしい才能の持ち主だと思います。気持ちを込めて書いていたので、宮世さんが分かって演じてくれていたのがとてもうれしいです。
最終回も夏目さんの言葉が鍵を握っているので、ぜひそこも注目してください。
■最終回では理沙と日名子の関係がグッと深まる瞬間も

ーー最後に、最終回の見どころをお願いします。
元々頑張り屋さんだった日名子さんが、最終回も主導して一生懸命頑張るのですが、トラブルが起きてしまいます。そこから理沙さんと日名子さんの関係がグッと深まる瞬間があり、6係としても一致団結して動いていくという、見せどころがたくさんある回になっています。
そして、告発文を送り付けてきた杉本哲太さん演じる男性が、6係にどう絡んでくるのかを楽しんで見ていただけたらと。なぜ“善良な市民”と名乗っていたのか。どうしてあんなにかわいらしい字を書いていたのか。そういった謎が少しずつ解けていきます。
理沙さんと日名子さんの関係が深く描かれると同時に、過去の事件がほどけていく様子が見られるので、最後まで楽しんで見ていただけたらと思います。

