
「桑田(真澄)さんと清原(和博)さんが飯行ってるところは見たことないでしょ? 俺もないんだけど、ただ一度だけ…。お前と(キャンプ地の)宮崎で休み前に飲んでたろ? ベロベロだったろ、俺? でも電話には出れる状態だった。電話鳴ったら清原さんだった」
メジャーでも活躍した元巨人の左腕・髙橋尚成氏を「お前」と呼ぶのは、巨人で一軍ヘッドコーチも務めた元木大介氏。髙橋氏のYouTubeチャンネル「髙橋尚成のHISAちゃん」(6月8日付)で元木氏が披露したのは、桑田氏を怒らせてしまった“伝説の一夜”のエピソードだった。
元木氏によると、電話口の清原氏に「誰といるんですか?」と尋ねると、返ってきたのは意外な名前だった。
「『桑田』って。2人でスナックにいたの」
かなり酔っていた元木氏だったが、清原氏からの呼び出しとあっては断るわけにはいかない。指定されたスナックへ向かうと、貸し切り状態の店内には異様な空気が漂っていた。左側のボックス席に桑田氏、カウンター席に清原氏と離れた席に別々に座っていたという。
清原氏は「空気が重すぎて…」
状況が飲み込めないまま、「とにかく飲むしかない」と腹をくくった元木氏は、ワインをちびりちびりとやっていた桑田氏のもとへ。
「『桑田さん、ワインいただいていいですか?』『いいよ』って言った瞬間に、俺、ラッパ飲みしたの。ペトリュスを」
ペトリュスといえば、市場価格で1本40万~70万円ともされる高級ワインだ。すると桑田氏は、静かにこう言い放ったそうだ。
「お前とは一生飲まない」
後日、元木氏が「あれは何だったんですか?」と清原氏に聞くと、こんな答えが返ってきた。
「空気が重すぎてよ。お前呼ぶしかねぇと思った…」
ニュージーランドのワイナリー「プロヴィダンス」から「桑田真澄ラベル」が発売されるほどワイン通として知られる桑田氏。元木氏のラッパ飲みは、さすがに受け入れられなかったのだろう。元木氏のノリの良さも、この夜ばかりは裏目に出てしまったようだ。
(所ひで/YouTubeライター)
