
接客業の現場では、時に常識では考えられないトラブルが発生することがある。アパレル業界で約10年の接客経験を持つゆき蔵(@yuki_zo_08)さんが描く「女社会の知られざる闇。」には、実体験をもとにしたエピソードが数多く登場する。今回紹介するのは、勤務直前まで飲酒をしていたという派遣スタッフを巡る衝撃の出来事だ。
■店頭に立つ前に飲酒!?



問題の派遣スタッフ・北内さん(仮名)は、酒の匂いを漂わせながら接客をしていた人物だった。どうやら勤務直前までスタッフルームで飲酒していたようで、周囲のスタッフも困惑していたという。だが、北内さんは「出勤前には飲み終わってます!」「出勤前に何しようが勝手ですよね?」「時間外で私が何しようが指示する権利は誰にもありません!」と反論し、自身の主張を譲らなかった。
■お客様が離れていく深刻な状況
しかし問題はアルコール臭だけではなかった。北内さんは3カ月もの間シャワーを浴びておらず、その体臭も大きな問題になっていた。注意を受けても「私、体臭薄いんで特に問題はないです」と受け流し、改善する様子は見られなかったという。ゆき蔵さんが勤務していた店舗は20~40代女性向けのアパレルブランドだったが、来店したお客様が店から離れてしまうほど深刻な状況だった。
■空き缶発見で店長の怒りがついに爆発!
ある日、店長がスタッフルームを確認すると、北内さんのバッグからアルコールの空き缶が転がり出てきた。勤務直前まで飲酒していたことをうかがわせる状況に、店長の怒りは頂点に達する。しかし北内さんはなおも反論を続け、職場の空気はさらに険悪になっていった。
ゆき蔵さんは当時を振り返り、「おそらく出勤前に景気付けで飲んでいたのかな…と思います」と語る。また、体臭についての注意は非常に難しかったものの、「無敵の鬼ヶ島店長のおかげで解決しました!鬼店長にいつも泣かされてきましたが、まさか有効活用できる日がくるとは(笑)!」と明かした。
■返事ひとつにも苦労した日々
北内さんの対応で特に印象に残っているのが返事だったという。「はい」「わかりました」と言うべき場面でも返ってくるのは「はぁ」ばかりだったそうで、「ちゃんと理解してるのかもわかりづらくて毎回イライラし、ストレスが溜まっていきました。『はい』というハッキリとした返事は仕事の基本ですよね!」と振り返る。
労働基準法では休憩時間中の行動は原則として自由とされているが、一方で労働契約法では誠実な義務の履行も求められている。さらに就業規則による制限が設けられている場合もあり、「勤務時間外だから何をしてもよい」という考えが必ずしも認められるわけではない。
果たして北内さんはその後どうなったのか。その顛末はぜひ本編で確認してほしい。ゆき蔵さんのブログ「ゆき蔵さんぽ。」では、接客現場で実際に起きたさまざまなエピソードが公開されている。
取材協力:ゆき蔵(@yuki_zo_08)
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