慎太郎さんからプロポーズされ喜んだものの、地元のしきたりや嫁としての役割が多いから頑張ってほしいと言われ、婚約早々不安がよぎったサナさん。義実家へ挨拶に行くと、仕事をしていることを責められた挙句、夫を支えて跡継ぎを産むことが嫁の義務だと告げられ、このまま結婚していいのかと不安が大きくなります。結婚式のことを考え始めたころ、慎太郎さんから自分の地元で結婚式をやりたいと言われ、呼べる親戚や友人が限られることに不満を感じたサナさんでしたが、慎太郎さんは「嫁入りってそういうもんでしょ」とさらり。衣装も料理も義母に任せようとする慎太郎さんに、せめて式の衣装は2人で決めたいと伝え、素敵なウエディングドレスを選ぶことができたサナさん。しかし結婚式当日、控え室に準備されていたのは義母が手配した白無垢でした。慎太郎さんも何も言ってくれず、納得のいかないまま挙式で白無垢を着たサナさんは、親友2人の協力で披露宴ではドレスを着られたもののモヤモヤが残ります。結婚式の後、親友たちに衣装についての詳細を話すと、あり得ないと自分のことのように怒ってくれたのですが、式の前に慎太郎さんの親戚からセクハラまがいのことをされた聞き、サナさんは驚くと同時に申し訳ない気持ちでいっぱいに。これからの親戚づきあいを2人から改めて心配されたサナさんは「慎ちゃんは好きだけど、自信なくなってきた」と涙ぐみます。
この人と結婚して良かったの?

結婚式で私に騙し討ちのようなことをした義母と、それに対して何も言ってくれなかった慎太郎。それだけでも怒りと悲しさでいっぱいでしたが、キミとハルが慎太郎の親戚からセクハラまがいのことをされたと聞いて愕然としました。そんな親戚たちと今後付き合っていくことになる私を2人は心底心配してくれ、私は「慎ちゃんは好きだけど、自信がなくなってきた」と本音を漏らしました。
2人にたくさん話を聞いてもらい、気持ちが落ち着いた私は慎太郎の待つ部屋に戻りました。「ただいま、慎ちゃん。あれ、いないの?」部屋に戻ると、慎太郎がいません。出かけるという連絡もなかったし、この後、親族の食事会があるってお義母さん言ってたよね。どこに行ったんだろう。

慎太郎に連絡しようかと思いましたが、食事会の時間までには戻ってくるはずだし、まぁいいか。私はドサッとベッドに倒れ込むと、この後の食事会のことを考えて気が重くなりました。うちの家族も一緒なら心強いけど、食事会に参加するのは慎太郎側の親族だけ・・。

私、慎ちゃんと結婚してよかったのかな。あのご両親と、うまくやっていけるのかな・・。今日の結婚式でのことや、これまでのことを思い返していると、どんどん気持ちが沈んでいきました。結婚式を挙げたばかりなのに、こんな気持ちになるなんて・・。色々なことがありすぎて疲れていた私は、いつの間にか眠ってしまいました。

しばらくすると、慎太郎が部屋に戻って来ました。私が寝ていることに気づいた慎太郎は「サナ・・寝てるのか」と呟くと、

そっと私の顔を覗き込み、涙の跡に気づきます。「ゴメンな・・サナ・・」慎太郎は、寝ている私に静かに謝りました。
大好きな人と結婚して幸せいっぱいなはずなのに、サナさんの心は不安や迷いでいっぱいです。サナさんが泣いていたことに気付いた慎太郎さんは何を思ったのでしょうか。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:きちやん

