結婚前、義実家へ遊びに行ったときのことです。何気ない会話の中で、義母から突然、学歴について聞かれました。正直に答えた私に返ってきたのは、思いがけない言葉だったのです。
突然聞かれた「大学はどこ?」
結婚前に義実家へ遊びに行ったある日、義母と何気なく話していると、突然こう聞かれました。「そういえば、あなたはどこの大学を出ているの?」私は一瞬戸惑いました。というのも、私は家庭の事情もあり、大学へ進学していなかったからです。
両親の離婚や経済的な事情があり、進学は難しいと言われていました。また、高校時代には人間関係に悩み、最終的に退学という選択をしています。
自分の学歴に対してコンプレックスがなかったわけではありません。それでも、隠すようなことではないと思い、私は正直に事情を話しました。すると、それまで普通に話していた義母の表情が変わりました。
義母の態度が一変
「えっ、本当に大学を出ていないの? あなたの家族は少し変わっているのね」「やっぱり、育ってきた環境が違うのかしら」「うちには、大学を出たきちんとした人がお嫁さんに来ると思っていたのに」
そんな言葉を次々と投げかけられ、私は言い返すこともできませんでした。学歴だけで、自分の家庭環境やこれまでの人生まで否定されたように感じ、胸がぎゅっと苦しくなったのを覚えています。
その出来事のあと、私は義母に無理に理解してもらおうとするのをやめました。自分の過去を説明したり、認めてもらおうと頑張ったりするほど、つらくなってしまうと感じたからです。
今は一定の距離を保ち、必要な範囲で関わるようにしています。夫は結婚後も変わらずやさしく、いつも私の味方でいてくれます。「誰かの言葉で、自分の価値まで否定しなくていい」と声をかけてくれる夫の存在に、何度も救われました。
結婚相手に対して、家庭ごとにさまざまな期待や価値観があるのかもしれません。けれど、学歴や家庭環境だけで人を判断するのは避けたいものです。どんな背景があっても、その人自身を見ようとすることが大切なのだと、改めて感じました。
著者:坂本麻友/30代女性/2歳・11歳・12歳の子どもを育てる母。フルリモートで正社員勤務
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※AI生成画像を使用しています

