
学生時代から漫画を描いているのぞみわたる(@nozomiwataru)さんは、SNSやブログを中心に漫画を公開している。2026年5月現在も定期的に投稿されている「のぞみわたるのギャグ漫画」はシンプルな描写だが、どこかくすっと笑えて読み続けたくなる作品だ。今回は2作品の4コマ漫画をお届けするとともに、著者にお年寄りに席を譲って断られた経験についても伺った。
■フルマスクをかぶった人が銀行に入ってきたら…



本作「理不尽なお婆さん」は、電車で席に座っていた男性のもとへ、突然お婆さんが近づいてくるところから始まる。「若いのになんで私に席を譲らないの?」と責められ、男性は慌てて席を立つものの、その直後、お婆さんから放たれたのは、まさかの“理不尽すぎる一言”だった――。
今回紹介するのは、作者・のぞみわたるさんによる「のぞみわたるのギャグ漫画」の作品だ。思わず「そう来たか!」とツッコミたくなるテンポ感と、予想を裏切るオチがクセになる作品だ。
のぞみさん自身も、過去に席を譲ろうとして少し気まずい思いをした経験があるそうで、「中学生のころ、部活の試合帰りにバスに乗っていたときに、ちょうど席の譲りがいがありそうなおばあちゃんが乗ってきたんですね。そこで、勇気を出して席を立とうとしたんですが、案の定、丁重にお断りされてしまいました。別に後悔はしてないんですが、断られるとちょっとだけ恥ずかしいですよね(笑)」と振り返る。
また、ギャグ漫画を描くうえで意識していることについては、「オチがおもしろいとわかっているなら、逆にそれ以外のコマをシンプルにし、『フリ』に徹することでよりおもしろさが際立つと思っています」と制作の裏側も明かしてくれた。
もう1つの作品「まぎらわしい客」では、銀行に現れた“覆面姿の男性”を描いたシュールなエピソードも登場。独特の間と世界観に、思わずクスッと笑ってしまう。疲れた日や、ちょっと気分が沈んでいるときこそ読みたくなる、のぞみわたるさんのギャグ漫画。最近あまり笑えていない人にこそ、ぜひ読んでほしい。
取材協力:のぞみわたる(@nozomiwataru)
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