
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。
今回は第66回チャンピオンRED新人漫画賞の奨励賞を受賞した齋藤崚河さんに注目し、月刊少年チャンピオンで連載中(毎月6日発売)の『呪解』をご紹介しよう。

同作は、書物「怪奇録」に記録された様々な怪奇現象がオムニバス形式で描かれるホラー漫画。以前齋藤さんのX(旧Twitter)に第1話が投稿されると、約2000もの「いいね」が寄せられている。そこで作者の齋藤さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■供養寺に書物を届けた住職が変死

ある日、500年の長い歴史がある「供法寺」に、息を切らしながら隣町の住職がやってくる。 供法寺の住職・如月麗華(きさらぎ れいか)は「これは これは」と声をかけると、隣町の住職が「これを供養して下さい」と血がついた書物を手渡す。
隣町の住職いわく、供養する際に1ページ読んだだけで寺の人間が全員死んでしまったとのこと。そして、間もなくして隣町の住職は、何の前触れもなく首が真横に折れ曲がって変死してしまい…。読者からは「途中で出てくる怪異が怖すぎる」「理不尽に襲われるところも恐怖」などの声が上がっていた。
■作者・齋藤崚河さん「自分自身が怖いと感じるものを出発点にして怪異や物語を作っています」

――『呪解』を描くに至った経緯をお教えください。
チャンピオンRED新人漫画賞で奨励賞をいただいたことがきっかけで、連載を開始させていただけることになりました。もともとオムニバス形式のホラー漫画を描きたいという思いが強く、その思いを形にした作品が『呪解』です。
――第1話を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
怪異のビジュアルには特にこだわって描いています。第1話に限らず、全話を通して「見た瞬間に印象に残る怪異」を意識しました。どんな怪異が登場するのか、その不気味さや存在感にも注目していただけたら嬉しいです。
――作中のエピソードや怪異はどのように考え、創作しているのでしょうか?
「こんな怪異がいたら怖い」「こんな状況に置かれたら怖い」といった、自分自身が怖いと感じるものを出発点にして怪異や物語を作っています。
――読者へメッセージをお願いします。
『呪解』を読んでくださっている皆さま、本当にありがとうございます。読んでいただけることが何より励みになっています。まだ読んだことのない方も、5月8日に第1巻が発売されましたので、この機会に手に取っていただけたらとても嬉しいです。

