
WEST.の神山智洋が6月11日に都内で行われた2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」のフォトコールと取材会に、宮野真守、古田新太と共に登壇した。
■神山智洋と宮野真守が探偵役で共演
物語は大正浪漫を感じる時代設定と、江戸川乱歩が描いたような仄暗い匂いが漂うスチームパンクの世界。登場するのは2人の探偵とそれを取り巻くひと癖もふた癖もある変な人物たち、それと深まる謎(ミステリー)。これまでの新感線とは一風変わったアングラな色も滲ませつつ、“Rシリーズ”ならではの生バンドの演奏で、歌あり、踊りあり、アクションありのドタバタ音楽活劇ミステリーが展開する。
他人の秘密が大好きな名探偵アケチコ五郎を宮野が演じ、マニラ育ちの帰国子女にして、こちらも“名探偵”の新田一耕助を神山が演じる。他に、石田ニコル、浜田信也、志田こはく、粟根まこと、そして性別不明の怪人アンダルシアン・クーガー役で古田新太が出演。
神山は「稽古が始まるのが結構早かったんですけど、あっという間で『もう明日始まるのか!』っていう感じですね。だからまだちょっと実感がないです」と今の心境を語りつつ、「でも、明日開くんですよね。緊張もしますし、かつ、めちゃくちゃ楽しいですし、すごく魅力的なキャラクターがたくさん出ていて、マトモな人物がひとりもいないというお芝居なので(笑)、楽しんでいただけるかなと思います」と伝えた。
演じる役について聞かれると、「新田一耕助という探偵を演じさせていただくんですけど、台本を最初に読んだ時は『真っ直ぐで、探偵の仕事に対して芯が通ってると思ったんです。でも、実際に稽古していくと、自分の役の解釈が180度変わっていきました。もちろん、その町一番の探偵と言われているので、そうなんですけど、オモテの新田一と内なる新田一というのがありまして、物語が進んでいくと内なる顔もどんどん出てきたりするので、その塩梅を頑張って見せていきたいと思います」と役の印象と演じる上でのこだわりを語った。

■「ディスカッションをしていく中で“マモちゃん”と呼べるようになりました」
初共演の宮野については、「初共演なんですけれども、僕はアニメがすごく好きなので、宮野さんがお声を担当されているアニメをたくさん見させていただいてますし、実際にお会いして、お話しさせていただいて、一緒にお芝居をして、いろいろ話し合いやディスカッションをしていく中で“マモちゃん”と呼べるようになりました」と稽古期間中に親交を深めたことを明かした。
そして、「本当に現場をすごく明るくしてくださる座長にふさわしいムードメーカーな方です。マモちゃんがいると本当に一気に現場の空気が柔らかくなるというか、朗らかになるので。座長としてカンパニーを支えていただいているなって、非常に強く感じております」と語った。
“マモちゃん”と呼ぶようになったきっかけは宮野が誕生日を迎えた時。神山が「43歳。10歳違いってやっぱり大きじゃないですか。すごく若く感じるし、でもやっぱ先輩ですし、なんて呼んだらいいのかなって。それでちょっとずつ距離を詰めていく感じで」と語ると、宮野が「お互いのLINEスタンプも買うたし(笑)」と笑顔で話し、神山は「はい。交換して、お互いのスタンプを買って送り合うっていうのをさせていただきました(笑)」とライン交換したことも明かした。
2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」は6月12日(金)から7月12日(日)まで、東京・EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)にて上演。その後、福岡、大阪でも上演が予定されている。
◆取材・文=田中隆信


