カルシウムなどの栄養素が豊富な「豆乳」や「牛乳」。毎朝飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。しかし、乳製品ということもあり気になるのはカロリーでしょう。一体どちらが太りにくいのか、管理栄養士の丹羽さんに解説していただきました。

監修管理栄養士:
丹羽 琴美(管理栄養士)
名古屋学芸大学管理栄養学部卒業。大学卒業後、愛知県内の老人ホームに管理栄養士として就職。献立作成・栄養管理・調理などを担当。その後、食の楽しさや、正しい知識を発信したいとの想いから、フリーランスの管理栄養士・ライターに。「有益な情報を読みやすく発信」をモットーに、記事の執筆や編集、レシピ作成などを手がけている。
編集部
豆乳を毎日飲む人もいますが、カロリーはどのくらいでしょうか?
丹羽さん
豆乳200mlのカロリーは、無調整豆乳で90kcal、調整豆乳で129kcalほどが目安です。比較として、牛乳は200mlですと大体126kcalですね。200mlは、約コップ1杯、なおかつ小さい紙パック1個分です。比べてみると、無調整豆乳のカロリーが低く、調整豆乳と牛乳はほぼ同じといえます。また、ダイエット中はカロリーだけでなく糖質にも気を配るのが大切です。
編集部
豆乳の糖質は、牛乳と比較してどちらが高いのでしょうか?
丹羽さん
200ml中の糖質を比較すると、無調整豆乳で5.9g、調整豆乳で9.2g、牛乳で9.8gです。糖質もカロリーと同様、無調整豆乳が1番少なく、調整豆乳と牛乳は同じくらいです。
編集部
ほかに豆乳と牛乳を比較して違いはありますか?
丹羽さん
まずはタンパク質の種類が違います。牛乳の動物性タンパク質に対して、豆乳は大豆から作られているため、植物性タンパク質です。植物性タンパク質は、体内で合成できない貴重な必須アミノ酸からできています。そのため、体内で効率よく使われるのが特徴です。さらに豆乳は、美容に役立つイソフラボンを多く含みます。逆に牛乳は、不足しがちな栄養素であるカルシウムが多く、骨の形成に役立つのが魅力です。※参照:公益財団法人長寿科学振興財団健康長寿ネット「三大栄養素のたんぱく質の働きと1日の摂取量」
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/tanpaku-amino.html
※この記事はMedical DOCにて【豆乳のカロリーは高い? 牛乳と比較して栄養素は? 管理栄養士が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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