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【親は必ず読んで】子どもを虐待して“無自覚のうちに”加害者にならないための対策を医師が解説

【親は必ず読んで】子どもを虐待して“無自覚のうちに”加害者にならないための対策を医師が解説

子育てのストレスなどが原因となり、乳幼児虐待に走ってしまう親の話がたびたびニュースで報じられます。そういった事態を起こさないためには、一体、どのようにすればよかったのでしょうか? 今回は乳幼児虐待を防ぐための対策について、あおきメンタルクリニックの青木先生に教えてもらいました。

青木 豊

監修医師:
青木 豊(あおきメンタルクリニック)

1985年国立山口大学医学部卒業。その後2003年まで東海大学医学部精神科学教室に所属。ルイジアナ州立大学精神科にて乳幼児精神保健の専門家になるためのハリスフェローシップを取得。11年4月~22年3月目白大学人間学部子ども学科および目白大学大学院生涯福祉研究科生涯福祉専攻修士課程の教授として ご専門の乳幼児の精神医学・保健について教鞭。2018年11月あおきメンタルクリニック代表。東京医科歯科大学非常勤講師、早稲田大学社会的養育研究所招聘研究員、東海大学医学部非常勤講師、チャイルドファーストジャパン理事など。

編集部

虐待の加害者にならないために、どうしたら良いのでしょうか?

青木先生

簡単なことではないかもしれませんが、夫婦関係の不和や経済的な問題などの要因を1つでも減らすことが、ご家族と社会に求められます。

編集部

ご家族にできることはなんですか?

青木先生

まずは育児が孤独にならないよう、社会との繋がりを作ることです。育児の主体はあくまで親御さんですが、現在では家族外の人々や育児支援機関(保育所・保健所など)もその役割を一部担っています。実際には両親ともに働いておられる方、シングルマザーやシングルファザーの方、核家族などが多数を占めていますし、お勤めをされていない主婦の方でも育児は大変です。そのような状況で、親御さんのみでより完全な育児をしようとすることは、必ずしも現実的ではありません。

編集部

確かに孤独を感じそうです。

青木先生

そのため、まずはご親族、ママ友、保育所などと手を携えて、子育てしようと思ってくださると良いでしょう。そういった方々との関係をつくるのが苦手な方こそ、よりそのように意識してくださると良いと思います。

編集部

そのほかにできることは何ですか?

青木先生

先述のように、お住まいの自治体が提供している子育て支援サービスを利用することで、育児がより安心したものになることもあります。地域の情報を調べてみましょう。地域によっては自治体でそうしたサービスを展開しているところもありますし、民間のサービスも利用できます。

編集部

周囲に相談することが大事なのですね。

青木先生

より問題が深刻である場合、困り感が強い場合は、メンタルクリニックなどに相談してみるのも良いでしょう。「乳幼児―親治療」といって、育児の困難さに焦点を当て、さらに親御さんの心の葛藤の改善を目指す治療を行っている機関もあります。また親御さん個人に、認知行動療法などの心理療法が役立つこともあります。

※この記事はメディカルドックにて<乳幼児虐待を起こさせないための「親のメンタルケア」とは?【医師解説】>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

配信元: Medical DOC

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