
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。
今回は6月12日に発売されたコミックエッセイ集『今日もご自愛をひとさじ。』の作者で作家イラストレーターのutacoさんに注目し、同作の『早く目が覚めた朝のこと。』をご紹介しよう。
『早く目が覚めた朝のこと。』は『今日もご自愛をひとさじ。』の第1話にあたるエピソードで、utacoさんが早起きした時の様子が描かれている。以前utacoさんのXにポストされると、約3000もの「いいね」を獲得。そこで作者のutacoさんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■たまたま早起きして見つけたパン屋で素敵なひと時

ある日、予定よりも早く目を覚ましたutacoさん。二度寝か起床で悩んだ末に後者を選び、ワクワクしながら外出することに。しかし、早い時間帯だったこともあり、開いているお店が少ない状況だった。そんななか、utacoさんは、いい香りを醸し出す開店中のパン屋を見つけ…。読者からは「早起きしたくなった」「朝活してみようかな」などの反響が相次いでいた。
■こだわったポイントは「パン屋さんにいるお客さんたち」

――『今日もご自愛をひとさじ。』を描き始めた経緯をお教えください。
SNSでポツポツと描いていた「ご自愛エッセイ」がきっかけです。けらえいこさんの『あたしンチ』がすごく好きでして…。
大変おこがましいのですが、「『あたしンチ』のような平和な本を作りたいな…♩」なんて思いながら、ゆるく発信を続けていたところ、編集担当の篠原さんよりお声がけいただきました。
初めてお話をした際に「なんて頼もしい方なんだろう…」と勝手ながら感じまして、結果的にこのように書籍化までお世話になっております。
――『早く目が覚めた朝のこと。』を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
第1話『早く目が覚めた朝のこと。』ですね。とっても私らしい始まりだなと思います。見ていただきたいポイントは、物語の本筋ではないのですが……「パン屋さんにいるお客さんたち」です。なんだかちょっといい感じに可愛く描いたので、ぜひみなさんに愛でてもらいたいです。
――『早く目が覚めた朝のこと。』のなかで特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
基本的にどのお話もゆるく淡々と進んでいくのですが、ぼそっと喋るセリフにニヤリとしたり「わかる~」となってもらえたら嬉しく思います。このお話だと、「レジ横クッキ~の誘惑には乗るのがマイル~ル」のセリフが気に入っています。弱い名言という感じがして好きです。
――2026年の展望や目標をお教えください。
『今日もご自愛をひとさじ。』をより多くの方に知っていただきたいです。出版社の方々をはじめ、たくさんの力をお借りして作り上げた一冊なので、ぜひ多くの方にこの本を知ってもらえるよう、SNS以外でも活動の幅を増やしていこうと思います。小心者ですがイベントなどにも出展して、この本を手に取っていただけるよう尽力していきたいです…!
――読者へメッセージをお願いします。
6月12日にデビュー作の『今日もご自愛をひとさじ。』が発売されました。とっても「私らしい」一冊になったなあと思いますので、ぜひお手に取っていただけますと嬉しいです。
SNSの更新を止めてしまったり、急に新しい挑戦をし始めたりと、あまり安定感のない私ですが、見ているところはいつも同じつもりですので…!これからも「ご自愛」を暮らしの片隅に置いていただけたら光栄です。

