憧れの“まるごと”をかなえる、夢のような贅沢スイーツ

フルーツまるごと。ケーキまるごと。食いしん坊にとって、どちらもうっとりする言葉。幼い頃から、好きなものを“まるごと”食べることに、どれほど憧れたことか! 大人になって、夢にまで見たケーキが目の前に現れたとき、「わあっ」と歓喜の声がこぼれました。世界初のメロンケーキ職人・加藤幸樹さんが作る「まるごとメロンケーキ」は、フルーツをまるごと1つ使ってケーキと組み合わせた、なんとも贅沢なスイーツです。

使っているのは、中身をくりぬいた静岡県産のマスクメロン。ふわふわっと口溶けのいいスポンジケーキと、メロン風味の生クリーム、新鮮なマスクメロンの果肉といちごが、ミルフィーユ状に層をなしています。その断面がまた美しい。ひとしきり眺めて目で楽しんで、それから1/8サイズにカットしたものを、フォークですくって口の中へ。メロンといちごの、みずみずしくて華やかな風味がふわり。スポンジもクリームも口溶けよく、主役のフルーツをしっかりとサポートしています。ぺろりと平らげてしまいました。
ニューギンザビル1号館の「銀座フルーツ」で購入したケーキは、加藤シェフがパティシエを務める同ビル内のレストランバー「オリオンズ」に持ち込み可能。麗しい街の中で食べればなおのこと、心身まるごと嬉しさでいっぱいに!
取材・文/甲斐みのり
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