ある日、またみどりの自宅を訪れたまいは、夫婦のベランダでの喫煙に対し、「健康志向」を理由に猛批判。さらに、「私がいる時だけでなく、普段から家で吸うのをやめて」と生活のルールまで強要します。みどりは、自分の家での自由まで奪われそうになり、怒りを覚えて…。
しつこくまた来ようとする友人
あの食材騒動の後も、まいは定期的に「遊びに行かせてほしい」と連絡をしてきました。一度来てしまえば、彼女のペースになるのは目に見えているので、私は忙しいふりをして断ろうとするのですが、まいは本当にしつこいんです。
「えー、ダメ?じゃあ、次の週末は?その次は?私、みどりの家がすごく落ち着くんだよね。また料理作って楽させてあげるからさ!」
その熱意には正直うんざり。断り続けるのも疲れてしまい、結局、また渋々OKしてしまいました。私は、なぜ自分の家でこんなにも気を遣わなければならないのか、という理不尽さにうんざりしていました。
そして2度目の訪問の際。まいは私の家に来て早々、リビングをきょろきょろと見回し始めました。彼女はソファに座るなり、深く息を吸い込むような仕草をしました。
「ねえ、みどり。ちょっと聞きたいんだけどさ、タバコ、家の中で吸ってる?」
「え、たまに吸うけど。基本はベランダだよ。私たち夫婦、2人とも吸うから…」
私は、正直に答えました。そもそも、彼女は私の家に喫煙者がいることは知っています。結婚前から知っている事実です。
煙草へのアドバイスが余計なお世話
「あーあ。やっぱりそうなんだ。なんか、入った瞬間からちょっと匂うんだよね。私、タバコの匂いが苦手だから…」
「それはごめんね。でも、普段は窓を開けて換気してるし、ベランダで吸うように徹底してるよ」
「私、健康志向だから、副流煙とか、あとこの残留したにおい?これが無理なの~」
まいは、まるで私が彼女の健康を害しているかのように、腕を組み、鼻をつまむような仕草をしました。
「みどりの健康にも良くないしさ、思い切ってベランダの喫煙もやめて、近くの公園の喫煙所まで歩いていくようにしたら?」
「え……、普段から?」
私は思わず聞き返しました。普段からの喫煙場所まで支持される筋合いはありません。それなのに、まいはさらにたたみかけてきました。
「そうだよ!淳さんにも言ってみて!2人とも大好きだから長生きしてほしいし、やっぱりタバコは毒だしさ」
私は正直すごくイラっとしました。そこまでタバコが嫌なら来なきゃいいのに。彼女の理不尽な要求にはうんざりです。

