春日俊彰「これだよね、やっぱじばせんってのは」シーズン2も有名企業にアポなし訪問など寄り道に全力<じばせん>

春日俊彰「これだよね、やっぱじばせんってのは」シーズン2も有名企業にアポなし訪問など寄り道に全力<じばせん>

「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろシーズン2」
「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろシーズン2」 / (C)BSテレ東

2025年4月より放送した、BSテレ東の開局25周年記念番組「オードリー春日の知らない街で自腹せんべろ」(毎週土曜夜10:00-10:30)通称“じばせん”。テレ東らしさ、そしてオードリー・春日俊彰のBS愛が全開すぎると話題になった同番組のシーズン2が、10月4日に放送された。超節約を貫くことで知られる春日が自腹の1000円を握りしめ、最高の一杯を楽しむドキュメンタリー番組“じばせん”。シーズン2初回は京成本線「青砥駅」周辺で、変わらぬじばせんの味わいを散策した。

■シーズン2初回から予想もつかないロケが始まる

「知らないねぇ〜…知らないね、青砥」ぬるっと登場した春日。「京成線ですか…行きましょうか」と3カ月の空白を感じさせない春日の進行へ、さすがにスタッフから待ったがかかる。「シーズン2…始まったんで」とスタッフに言われた春日は、「あ、シーズン2の一発目か」と芝居がかったようすで「ただいま」とシーズン2の初回を祝う。それでもやはり独自のBS愛から“気合いの入ったオープニング”はおこなわず、アテもないまま「青砥駅」周辺の散策が始まった。

歩いていると、“人生ゲームのまち”と書かれてあることに気がついた春日。「どういうこと?」と疑問が浮かんだ春日は、その言葉の由来を探るために商店街へ向かう。

さっそく商店街の方に声をかけて聞き込みをおこなうと、青砥と老舗玩具メーカーの意外な縁を聞くことができた。なんでも2006年に「タカラトミー」として合併した、「タカラ」と「トミー」の本社が青砥にあったというのだ。そこから“玩具で町おこし”というテーマで「人生ゲームのまち」を掲げて、駅前などを装飾したのだとか。

面白い話を聞いた春日は、じばせん店の前にタカラトミーの本社を目指すことに。15分かけて無事「タカラトミー」の本社を発見した春日。アポなし取材の交渉に「私ですけど」と“らしい”挨拶で入っていくと、急な春日の来訪に「バタバタさせちゃってる」状況ではあったものの取材させてもらえることに。「いきなり来てしっかりしたロケーションになっちゃったよ…」と言いつつ、ビルのなかへ進む。

■お店情報を抜かりなくゲットする春日

タカラトミーではそうめん流しの玩具を見て「これって今日いただくことってできますかね…」とボケたところ、結局そのほかにもたくさんのプレゼントをもらうことに。大きな流しそうめん器と5つほどのアイテムを抱えて本社から出てきた春日は、「すごいね…」となんとも嬉しそうな表情を浮かべていた。

もちろんタカラトミーではもてなしてもらっただけでなく、周辺のじばせん店情報もしっかりと入手。さっそく教えてもらった「居酒屋今日はなぁに」へ向かうと、外看板のメニューを見るだけで“安”なことがわかる。一旦顔出し確認して酒とつまみのシミュレーションをおこなうと、とりのあえず“保の留”に。この流れも懐かしい。

さらにシブパク(渋くてインパクトのある)店「やきとり鳥広」を発見。「いいですかキャメラ」と店主に確認を取った春日がスタッフにOKを伝えると、「いやわかってるよ、聞いてたよ」と仲の良いやり取りを見せる場面も。店内でメニューを確認して酒とお通し、串焼き数本がイケるとシミュレーションを重ねてから、さらにじばせん店探しを続行する。

さらにタカラトミーの社員さんから紹介してもらった「鳥新」や、散策開始時に見つけていた町寿司、やきとり屋さんにも顔出し確認をする。多くの店を回ったところで「春日さん…今、3時間過ぎました」とスタッフに言われる春日。相変わらず30分番組とは思えないロケの長さだ。

吟味を重ねまくっている本人は「いい加減にしてくれよ、ホントに」と冗談を飛ばしながら、電柱にもたれかかって「くぅ〜〜〜〜」と苦悩を表現していた。

なお苦悩のすえに春日が選んだじばせん店は、タカラトミーの社員さんから紹介してもらった「鳥新」。選んだ理由は串の大きさで、チューハイのほかにねぎま・皮・ささみ・ハツを注文する。運ばれてきたチューハイを掲げて「乾杯!」とさっそくひと口。「うわぁ、爽やかだねぇ」と3時間以上のロケで乾いた喉を潤す。

続いて注文した串が届くと、刺さった肉の大きさに「うわ!でか!」と大興奮。「ホントに2本分あるね」とタレ串を味わい、思わずという表情で笑顔がこぼれる。炭火の香りも楽しめる大ボリューム串に酒1杯では足りない様子を見せるも、「青砥人間羨ましいな」と大満足で今回のじばせんを締めくくった。

■シーズン2初回から充実したロケ

今回のロケを振り返って、「まいっちゃったね。青砥、やられた…サイコーだったね」とコメントする春日。シーズン2一発目からタカラトミーにアポなし取材を敢行することになり、スタッフも「すごかった」と驚くばかり。

春日も「流れもすごかったし、予想つかない…これだよね、やっぱじばせんってのは」とこぼすなど、久々の収録に手ごたえを感じているようだ。台本を決めていないが故の長時間ロケはキャスト・スタッフともに負担が大きそうだが、思い付きからくるハプニングがそれ以上の収穫を運んできてくれる。さすがじばせんというべきか。

エンディングでも「いい街だ青砥」と心の声を漏らし、「まだまだ探りたいんで行ってきますね」とお決まりの文句とともに“BSらしく”夜の街に消えてった。次回10月11日(土)夜10時の放送では、JR常磐線の三河島駅へ向かう。

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