
■「私がやりました。“すべての事件”の犯人は私です」犯人が判明してからが、物語の始まり

善良な弁護士・白石健介(中村芝翫さん)が、刺殺された。
容疑者として浮上した男・倉木達郎(三浦友和さん)は、こう自供する。
「私がやりました。“すべての事件”の犯人は私です」
事件は解決した――はずだった。しかし、容疑者の息子・倉木和真(松村北斗さん)と被害者の娘・白石美令(今田美桜さん)は、互いの父の言動に違和感を抱く。
「なぜ父は、殺人を犯したのか」
「なぜ父は、殺されなければならなかったのか」
出会ってはいけない2人が手を取り合ったとき、封じられていた真実が揺れ動き始める――。
『白夜行』『手紙』の系譜を継ぐ“罪と罰”の物語。国内累計発行部数1億部を超える東野さん自身が「今後の目標は、この作品を超えることです」と特設サイトに直筆メッセージを寄せた、まさに“新たなる最高傑作”だ。

■三浦友和、中村芝翫、風吹ジュン――事件のカギを握る豪華実力派が集結

容疑者の息子・和真を演じる松村北斗さんと、被害者の娘・美令を演じる今田美桜さん。物語のカギとなるこの2人の“父”を担うのは、三浦友和さんと中村芝翫さんだ。
容疑者・倉木達郎役の三浦さんは、東野圭吾さん原作の『流星の絆』『新参者』、映画『64-ロクヨン』『PERFECT DAYS』などで存在感を放ってきた。「倉木達郎は、本作のカギを握る人物ですので非常に難しく、彼の真意は映画を観ていただくしかない」と語り、「今回の見どころは、刑事や探偵ではなく、容疑者の息子と被害者の娘が事件をひもといていくところ」と続ける。

被害者の弁護士・白石健介役には、歌舞伎界の重鎮・中村芝翫さん。「大変に奥深い人の心のひだ、また思いのひだを皆様にも存分に味わっていただけたら」と、東野作品の深みを示唆した。

父たちを取り囲む捜査陣にも、実力派がそろった。警視庁捜査一課刑事・五代努役には、多種多様な作品で異彩を放つ柄本佑さん。五代と組む所轄刑事・中町役には、どんな役でも器用にこなすバイプレイヤーの前原滉さん。コンビを組んだ2人が、一度は解決したかに見えた事件の真相を追っていく。

そして、容疑者・倉木達郎をよく知る小料理屋「あすなろ」の店主・浅羽洋子役には風吹ジュンさん。自身の役柄について、「孫がいて、大事な娘が横にいるという幸せな構図の中にありながら、実は壮絶な経験をしてきた、心の中はすごく大変な役どころ」と、浅羽洋子という女性が抱える複雑さを明かす。単に悲しいだけではない、怒りや心の揺れを内包した人物像が、物語の深層にどう関わるのか。


洋子の娘・浅羽織恵役には、繊細な芝居と品格ある佇まいで唯一無二の存在感を放つ井川遥さん。さらに、殺害された白石健介の妻・白石綾子役には吉田羊さん。誠実だった夫を失ったショックから、娘の美令に「これ以上容疑者の息子と関わらないように」と忠告する母親を演じる。

刑事、母娘、被害者の妻――それぞれの立場で事件に関わる者たちが織りなす、複雑な人間模様。誰が何を知り、何を隠しているのか。2026年9月4日(金)、その“真実”を、劇場で見届けたい。
映画『白鳥とコウモリ』作品情報
2026年9月4日(金)全国公開
出演:松村北斗、今田美桜、中村芝翫、三浦友和、柄本佑、前原滉、風吹ジュン、井川遥、吉田羊
原作:東野圭吾『白鳥とコウモリ』(幻冬舎文庫)
監督:岸善幸
脚本:向井康介
配給:松竹
(C)2026『白鳥とコウモリ』製作委員会
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

