
X(旧Twitter)に投稿された、森本大百科(@mdaihyakka)さんの漫画「千羽鶴問題」を紹介する。被災地などに千羽鶴を送る行為について、「善意の押し付け」「迷惑行為」だと考える人の発言からたびたび論争になる千羽鶴問題。本作は、そうした価値観をテーマに、物事に対する考え方の違いを描いた作品だ。
作者の森本大百科さんは、現在大阪の吉本興業で活動中のピン芸人。「入ってはいけない研究室」を配信しているほか、以前は漫画「カバチタレ!」の作者・東風孝広さんのアシスタント経験もあり、多方面で活躍中だ。本作は「世にも奇妙な物語×少年ジャンプ+」の企画で最終候補にも選考された。ウォーカープラスでは、実体験をもとにSNSの誹謗中傷を描いた「炎上」や、宅配業者の訪問という恐怖を描いた「留守番電話」など、これまでもゾッとする作品を多く紹介してきた。



■愛犬の供養花にかけられた老人の温かい言葉
自分の不注意で車にひかれ、飼い犬を失ってしまった女性。その供養にと、道路脇へ花を置きにきていた。すると、通りかかりの老人に「事故とはかわいそうに」「ただワンちゃんはあなたに飼われて幸せだった気がします」と温かい言葉をかけられる。
「自分のせいで」と罪悪感を抱えていた女性の心は、老人の優しい言葉に「少し落ち着きました」と救われた。
■「片付けない気ですか?」立場が逆転したときに見える世界
お礼を言い、その場を立ち去ろうとした女性に、老人は「片付けないんですか?」と問いかける。
「それですよ。そのゴミ、片付けない気ですか?」と、犬のための供養花をゴミ扱いする失礼な老人に女性は憤る。「自分は間違ってない!」と言い張る女性だったが、立場が逆転するラストでは、「こんなところに置くな!」と老人と全く同じことを叫んでしまう。
思い入れのない人から見れば、供養花もただの「ゴミ」になってしまう。立場や視点が変わるだけで、考え方はこうも変わってしまうのか。自身の価値観を深く問われる本作には「考えさせられた」などのコメントが寄せられた。
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