
人気俳優コン・ユのブレイクのきっかけとなった韓国ドラマ「コーヒープリンス1号店」(全17話/2007年放送)が、J:COM BS(BS260ch※全国全番組無料放送)にて6月15日(月)より放送される(毎週月~金昼3:30-4:30)。そこで本記事では、男装女子とイケメン社長との恋を描いた本作の魅力に迫っていく。
■韓国で最高視聴率32%を記録したラブコメディ「コーヒープリンス1号店」
ボーイッシュな見た目から男の子と間違われ、“イケメン限定”のカフェで働くことになった女性、コ・ウンチャン(ユン・ウネ)と、カフェの社長であるチェ・ハンギョル(コン・ユ)の恋模様を描いた本作。“イケメン実力派俳優”コン・ユの人気も相まって、2007年の韓国放送時には最高視聴率32%を記録したヒット作だ。
自由気ままな生活を送るハンギョルは、頭の回転が速く気も回るものの、一つの仕事に腰を据えることができず、毎日ふらふらと過ごしていた。家業を継ぐことを嫌がり、お見合いもことごとく破談にしてしまう彼に手を焼いていた祖母は、かつての部下と共にカフェを経営するよう言い渡す。一方、お金にひっ迫しているテコンドーの達人・ウンチャン(ユン・ウネ)は、生活費を稼ぐためにハンギョルのカフェで“男の子”として働くことに。
初めはウンチャンを嫌っていたハンギョルだったが、一緒に過ごすうちに次第に惹かれていく。しかし、ハンギョルはウンチャンが女性であることを知らずにいた。“同性に好意を持っている”という状況に戸惑いを感じ、葛藤するハンギョル。そんな彼の姿は、本作の見どころの一つとなっている。
また、カフェで働く個性豊かなスタッフたちとの友情や成長ストーリー、ウンチャンが女性であることを隠しながら過ごすスリリングな展開にも注目したい。コミカルでキュートな王道ラブコメディとして、当時多くの視聴者を夢中にさせた。

■「お前が男でも宇宙人でも関係ない」…コン・ユ演じるまっすぐなキャラが胸を打つ
放送から約20年が経った今なお本作が愛され続けている理由の一つが、主演を務めたコン・ユの存在だ。放送終了後、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」や「イカゲーム」など数々の話題作に出演し、韓国を代表するトップ俳優へと成長したコン・ユ。本作では、そんな彼の若き日のフレッシュな魅力を存分に堪能できる。
特に印象的なのは、自らを“異性愛者”と認識しながらも、男性(実際は女性)のウンチャンに惹かれていくハンギョルの心の揺れ動き。葛藤しながらも、すべてを振り切り「お前が男でも宇宙人でも関係ない」と覚悟を決めるシーンには、思わず胸を打たれるだろう。
また、ウンチャンと両想いになってからは、「好き」という感情を隠すことなくさらけ出す姿も見どころ。他人に興味を示さず距離を置いていたハンギョルが、ウンチャンのことを両親に紹介するなど、一途に愛を貫く姿を見せており、コン・ユはそんなまっすぐなキャラを自然な温度感で演じている。今や世界的な知名度を誇るコン・ユが見せる初々しい演技も、本作ならではの魅力かもしれない。


■ユン・ウネとキム・ジェウクが彩る個性豊かなキャラクターたちにも注目
本作の魅力は、ハンギョルだけにとどまらない。彼を取り巻く個性豊かなキャラクターたちも、物語を大いに盛り上げている。
幼いころに父親を亡くし、母と妹を支えるため男装して働くヒロイン・ウンチャンを演じるのはユン・ウネ。「宮 -Love in Palace-」でブレイクを果たした彼女は、本作でも持ち前の爽やかな魅力を発揮し、“男装ヒロイン”という難しい役どころを自然体で演じ切った。
常に前向きで周囲を明るくするウンチャンの姿は、多くの視聴者の共感を呼び、ユン・ウネは本作で韓国最高峰の賞として知られる「百想芸術大賞」テレビ部門の最優秀演技賞を、当時史上最年少で受賞している。
そして、カフェでサブメニューの開発を担当しているノ・ソンギも印象的なキャラクターの一人だ。寡黙でクールな性格ながら、日本語を話せるという一面も持つソンギを演じたのはキム・ジェウク。抜群のスタイルと端正なルックスで強い存在感を放ち、本作出演後も「メリは外泊中」「クレイジーラブ」など数々の作品で活躍している。
その他にも、さまざまな豪華俳優陣が出演。「マイ・ディア・ミスター」での名演技や、「第92回アカデミー賞」で作品賞を受賞したポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」への出演でも話題となったイ・ソンギュンも出演しており、彼の若かりし頃の映像も本作の魅力の一つとなっている。
コン・ユをはじめ、人気俳優たちの若き日の姿を堪能できる「コーヒープリンス1号店」。ラブコメディとしての面白さはもちろん、登場人物たちの成長や絆も丁寧に描かれる不朽の名作は、今あらためて見返しても色褪せない魅力にあふれている。


