家族だからこそ、お金や生活に関することはなかなか言い出しにくいものですよね。特に義母が関わるとなると、「気を遣う気持ち」と「現実的な負担」の間で悩んでしまう方も少なくありません。義母にとっては良かれと思っての言動でも、気づけば振り回されてしまっていた……ということも。
そこで今回は、義母の言動に振り回されたエピソードをご紹介します。お金や生活習慣をめぐる義母との価値観の違いに悩まされたことはありませんか?
義母の節約主義でエアコンNG生活→赤ちゃんもいるのに振り回され限界寸前!?
私の実家の両親が遠方に住んでいることもあり、長男を妊娠したタイミングで義父母と義実家で同居し、子育てなどを助けてもらうことになりました。結婚前、夫はよく「母さんはケチなんだ」と話していましたが、同居を始めてすぐに義母の節約っぷりを実感することになりました。
私たちはこれから子育てにお金がかかるからという理由で光熱費は義父母が支払ってくれていたのですが、私が妊娠中でも義母はお構いなしで、電気代がもったいないからと猛暑日でもエアコンをつけません。
義実家のリビングで義母を観察していると、窓を開けて風を通すだけで、おでこには保冷剤を、首にはタオルを巻き、ふくらはぎにも保冷剤をくくりつけています。まるで、冷却装置を装備した戦士のようでした。「お義母さん、熱中症になりますよ。エアコンつけたほうがいいですよ」と私は心配になり、何度も言いました。しかし、義母は「大丈夫よ、これで十分♡」と笑顔で返事。自分のやり方を貫くだけでなく、「あなたもやってみなさい。涼しいわよ~」と押し付けてくる義母に呆れ、私は冷房の効いた商業施設に出かけたり、こっそり別の部屋で冷房をつけたりしてやり過ごしていました。
息子が生まれればさすがに気をつかってくれると思いきや、義母はますます頑固になりました。生まれたばかりの息子がいるのに、暑い日に私が冷房をつけていると「電気代がもったいないし、体に悪いから」と言って、すぐに切ってしまいます。私は何度も「赤ちゃんがいるので、涼しくしてあげてほしい」と言いましたが、義母は「息子ちゃんは元気だから大丈夫」と言い張ります。しかし、当然冷房なしでは危険なので、義母が保冷剤を変えるためにキッチンへ向かったすきに、エアコンのリモコンを手に取り「お義母さん、少しだけ冷房つけますね」と言いながらボタンを押しました。案の定、「何してるの! 」と驚いた様子で大きな声を上げ、「電気代がもったいないじゃない! 」と怒鳴る義母。
するとそのやり取りを聞いていた義父が、「もういい加減にしろ! 昔と今とでは気温も全然違うんだぞ。電気代ならわしの小遣いから払う! お嫁さんや赤ちゃんのためにも、それにお前のためにもエアコンは必要だよ! 」と義母に強く言い返しました。義母は、普段温厚で何も言わない義父が怒ったことに驚き、「わかったよ、つければいいんでしょ……」としぶしぶ納得してくれました。その後、子どものために必要な電気や水を惜しまなくていいように、私たち夫婦も光熱費を支払いたいと提案し、今は光熱費は義父母と私たちで折半しています。
私の気持ちを汲んで義母に注意してくれた義父には、感謝しています。義実家に住ませてもらっている立場のため、義母の言うことには従い、大人だけのときは我慢もできていました。しかし、赤ちゃんがいるのにもかかわらず変わらない義母には驚きました。息子のためにも、義母に対して言う必要があると思うことは我慢せず、義父に相談したり、はっきり自分で伝えたりしようと思った出来事です。
監修:助産師/関根直子
著者:南川まい/30代・ライター。2歳の男の子を育てるママ。今は義実家で生活しているが、息子が3歳になるころにはマイホームを建てようと考えている。
イラスト:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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妊娠中に暑い環境でエアコンを使わずに過ごすと、熱中症や脱水、疲労の蓄積につながることがあります。我慢せずに使用することが大切です。一方で、冷風を直接浴びると体が冷えすぎて血流が悪くなり、お腹の張りやむくみの原因になるため注意が必要です。また、赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、暑い室内では熱中症のリスクが高まります。そのため、エアコンで室温・湿度を一定に保つことが大切です。目安は夏26~28度、冬18~20度、湿度50~60%程度です。さらに風が直接当たらないよう風向きにも配慮しましょう。加えて、1日数回の換気やサーキュレーターの使用で空気を循環させることも重要です。暑さの感じ方には個人差があり、エアコンの使用で家族間の意見が分かれることもあります。しかし妊婦さんや赤ちゃんにとっては特に重要なため、使用しない場合のリスクや適切な室温・湿度を具体的に伝え、理解を得ることが大切です。
続いてご紹介するのは、ふるさと納税の返礼品を狙う義母のエピソードです。ある日、義母から突然電話がかかってきて……!?
わが家の返礼品を狙う義母「ホタテがいいわぁ」と図々しい要求→すると義父が痛快な一言を!?

毎年、ふるさと納税をフル活用しているわが家。夫の納税分は夫自身でおつまみなどを選んでいるのですが、私の納税分は、家族で食べるものに使おうと決めています。お米にお肉に魚介類、夫婦でふるさと納税のサイトを見ながら「今年はどこに寄付しようか」と相談するのがこの時期の楽しみでした。ちょうど1年前も、冷凍庫のスペースと家計とをにらめっこしながら、計画的に注文していたのですが……。
そんなある日、離れて暮らす義母からテレビ電話がかかってきたのです。「冷凍庫、返礼品でパンパンなんでしょ? うちに送ってきてもいいのよ」と、開口一番まさかのリクエスト。義母からはときどき連絡があり、以前、「最近ふるさと納税って流行ってるじゃない? 何頼んでるの? 」と聞かれたときに、うっかり「お肉とか海鮮とか、あとスイーツなんかも。冷凍庫がいっぱいになるくらい届くんですよ」と答えてしまったのがきっかけでした。
そのとき「まぁ、そんなに! 贅沢ねぇ~」と妙に食いついていた義母。私は軽い雑談程度だと思っていたのですが、しっかり覚えていたようです……。「私ね、北海道のホタテと鹿児島の豚肉がいいわ〜。あ、できればバラ凍結のやつにしてね。来週末に届くようにお願い♪」と、さも当然のごとく要求してくる義母。あまりの厚かましさに軽く目まいを覚えつつも、私はやんわりと笑顔で「お義母さん、ふるさと納税って限度額があるんですよ〜。家計に合わせて慎重に選んでるので、送る余裕まではちょっと……」と返しました。
ところが、義母は引くどころか「遠慮しないで~。どうせ食べきれないんでしょ? 若い人は忙しいんだから。冷凍庫あふれて傷んだらもったいないわよ? いいじゃな~い。息子も前に送ってくれたんだし大丈夫でしょ?」と、言います。「は?」と頭が混乱する私。どうやら、私が一生懸命考えて頼んでいた家族のための返礼品を、夫が勝手に義母に分けていたというのです。
「なんで勝手に……」とショックを受けていたそのとき、画面の奥から義父が登場しました。「おい、もうその辺にしとけ」と、低めの声でひと言。義母は「なによ、ちょっと言ってみただけじゃないの〜」と誤魔化そうとするも、義父は「図々しいにもほどがあるぞ。おまけに息子までそんなことしていたなんて恥ずかしい! 自分で同じものを頼めばいいじゃないか」と一喝し、義母を制してくれたのです。
「だって〜、私にはよくわからないし……」と言い訳を続ける義母に、義父は「じゃあやり方を聞けばいいだろ。ラクしていいとこどりだけしようとするんじゃない」とぴしゃり。何も言えなくなった義母は急に静かになり、視線をそらしていました。気まずい空気が漂う中、私は「お義父さんありがとうございます! ではそういうことなので! お義母さん、やり方ならいつでも教えますからね。失礼します~」と、さわやかに会話を終了。
図々しさの塊だった義母が一瞬で静まり返る姿を見て、沈んでいた私の心はこれ以上ないほどスカッと晴れたのでした。もちろん夫には過去の事実を問い詰め、二度とそのようなことをしないよう約束してもらいました。その後、義母からふるさと納税について連絡が来ることはなく、ホタテも豚肉も無事わが家の食卓に並んで、おいしくいただきました。
横取りや横流しは、関係にひびが入る原因になると思います。家族だからこそ、「何でも分けて当然」ではなく、きちんと境界線を引いて、嫌なことに関してはきちんとNOと伝える必要があると痛感しました。また、夫婦間での共有や確認がどれほど大切かも再認識。何ごとも勝手に決めず、きちんと相談しようと夫婦で改めて話し合うきっかけになった出来事でした。
著者:松原櫻子/30代・ライター。2歳の娘を育てる母。イヤイヤの地雷を踏まないように、日々忍者のごとくそろりそろりと歩いている。
イラスト:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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義母からの思わぬ要求に、驚かされてしまいましたね。そんな中、お義父さんがはっきりと苦言を呈してくれスカッとしました。たとえ家族であっても、守るべき礼儀や距離感の大切さを改めて考えさせられるエピソードでした。
いかがでしたか? 今回は、義母に振り回されたエピソードをご紹介しました。義母からの金銭や物の要求は、断り方が難しく悩んでしまうことも少なくありません。特に家族間では言い出しにくさもありますよね。一人で抱え込むのが難しいと感じたときは、早めにお義父さんやご主人など、信頼できる家族に相談することも大切です。適切な距離感を保ちながら、無理のない関係を築いていきたいですね。
監修者:助産師 関根直子
筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。

