
黒木華が主演を務めるドラマ「銀河の一票」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODほかにて配信)の第8話が6月8日に放送。自宅で一人カップラーメンを食べようとした流星(松下洸平)が、さだまさしの曲を口ずさんだシーンに、SNSでは視聴者の反響が多く寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
■「銀河の一票」とは
同作は、政治家の不正を密告する告発文をきっかけに全てを失った、与党幹事長の娘で秘書を務めていた星野茉莉が、偶然出会った政治素人のスナックママ・月岡あかりを東京都知事にすべく選挙に挑む、新たな“選挙エンターテインメント”。若くして政治の世界で生きてきた女性と、市井(しせい)に生きる女性がタッグを組み、都知事を目指して奮闘する50日間の物語を描く。
幼い頃から政治の世界に身を置いてきた政治家の娘・茉莉は、目指す何かを見つけると周囲を忘れて一直線に突っ走ってしまう性格の持ち主。不正疑惑を隠ぺいし、自身に冷酷な仕打ちを与えた父への復讐(ふくしゅう)も兼ねた都知事選で“選挙参謀”として戦っていく。
対照的に、市井に生きる「スナックとし子」のママ・あかりは、常に明るく周りを照らすような人物だが、過去には「全てを失った」出来事も。そのとき救ってくれた“スナックのママ”のお店で、今もなお働き続けている。“政治は遠くにあるもの”として過ごしていたあかりの元に突如として現れた茉莉が、あかりの人生を一変させることとなる。
主人公・茉莉役の黒木とあかり役の野呂佳代の他、茉莉の父である幹事長派閥のホープで、茉莉を子どものころからよく知る兄のような存在で幼なじみの日山流星を松下、茉莉の父親で与党・民政党の幹事長を務める鷹臣を坂東彌十郎、「スナックとし子」の先代のママ・とし子を木野花、鷹臣の秘書・雫石誠を山口馬木也が演じる。
また、元幹事長秘書で、現在は「よろず困りごと相談所」で街の人々の相談を受けている五十嵐隼人に岩谷健司、都連会長・葛巻仁志に堀部圭亮、東西新聞の記者・雨宮楓に三浦透子、元西多摩市長の雲井蛍にシシド・カフカ、暴露系YouTuberの白樺透に渡邊圭祐、流星の秘書・藤堂昴に倉悠貴、AI企業社長・風間藍生に梶裕貴が扮(ふん)する。
■「チームあかり」の選挙事務所を謎の女性が訪れる
あかりが、茉莉、五十嵐、蛍を副知事に指名すると宣言した異例の出馬表明会見は、大きな驚きをもって受け止められた。さらに、3人のいずれもが民政党幹事長・鷹臣から切り捨てられ、政界を追われていたことをYouTuber・透が暴露。この作戦が功を奏し、リベンジに挑む「チームあかり」の闘いは有権者の心をとらえ始める。
同じ頃、民政党では鷹臣に不満を抱く議員たちが一斉に離党届を提出し、都知事選にAI企業社長・風間を擁立する元都連会長・葛巻らに合流。流星の得票を大きく削りかねない動きに、党内では動揺が広がる。
一方、選挙準備を進めていた「チームあかり」は、完成したあかりの選挙ポスターを確認。すると、蛍がポスターのあかりを見てアニメ「ふるるんくっか!」のヒロイン・フルルンに似ていると指摘する。すると、「スナックとし子」の常連だった樫田(岩松了)が、フルルンの声優・白鳥光留(日高)がポスター貼りのボランティアメンバーであることを知らせ、驚く「チームあかり」一同。光留はあかりの政策に賛同し、ボランティアへの参加を決めていた。
ある日、“安心できる社会の実現”を打ち出したあかりに共感したという謎の女性が、選挙事務所を訪問。なんとその女性は声優の白鳥光留で、「今、声を使うお仕事は難しくて…。声帯に異常とかはなくて、精神的なものだろうって…」と、ウグイス嬢の仕事は断るが、選挙ポスター貼りは手伝いたいと申し出るのだった。
■流星が歌を口ずさんだシーンに「意味深な歌詞」の声
鷹臣に絶縁されるきっかけとなった“告発の手紙”の真相を、密かに調査していた東西新聞記者・雨宮。ある日、茉莉は雨宮に呼び出され、新たな疑惑が浮上したことを聞かされる。転落死した楢ノ木医科大学学部長が教授だった頃、茉莉の母が患っていた病気を治療する薬の治験の責任者を務めており、当時厚労大臣だった鷹臣がその治験に関わっていたかもしれないという情報に驚く茉莉。
同じ頃、流星も秘書の昴から楢ノ木医科大学学部長の過去の調査資料を受け取っていた。自宅に帰った流星は、一人カップラーメンを作りながら、さだまさしの『いのちの理由』を口ずさむのだった。
流星が「いのちの理由」を口ずさみながら、学部長の調査資料に目を通したシーンに、「流星の歌う姿がメロい」「意味深な歌詞」「歌ってる流星もいい」「思わず歌詞ぜんぶ調べちゃった」「さだまさしさんの曲!!」「お歌上手ね(そりゃそうか)」「流星さん、家も歌声もさみしげ…」「絶対に見てはいけない日山流星を見た気がしちゃって…」などの声が上がり、「銀河の一票」がX(旧Twitter)のトレンド3位にランクインしていた。
流星はどんな思いを持って「いのちの理由」を歌ったのか。第9話も見逃せない。
◆文=奥村百恵
※日高のり子の「高」は正しくは「はしごだか」

