
ABEMAが6月12日に『東出昌大の野営デトックス』(朝日放送テレビ制作)の#6を配信。ゲストに、編集者・実業家の箕輪厚介と、戦場カメラマンの渡部陽一が登場した。
■東出昌大「正常な残酷さを教えてくれる」山暮らしと狩猟を通じて現代社会の歪みを語る
『東出昌大の野営デトックス』では、5年前から都会の喧騒を離れ、山奥に移住した東出が、厳しい都会を生きる芸能人を自身の野営地に招き入れ、共に1泊2日の野営生活を行う。リアルな野営生活の一部始終を映し出し、大自然の中でゲストのメンタルデトックスを目指す「野営ヒューマンドキュメント」となる。
1日目の夜には、鹿のレバーなどを入れた特製の鹿肉カレーを作り、渡部が「極上です!」と堪能した一方、酒が進んだ箕輪が限界を迎えて爆睡してしまうという、飾らない夜を過ごした一行。明けて2日目の早朝、東出は山へと鹿猟に向かい、獲物の痕跡を探して静かに進む「忍び猟」を行った。
東出は「狩猟って残酷かなって考えたんです」「生きとし生けるものって、やっぱり生き物を殺して食べているので、残酷なんですけど…。飯を食うっていうこととか“正常な残酷さ”をもう一回教えてくれる」と、狩猟を通して感じた思いを語り始める。
続けて「『残酷』って言葉がすごい難しい漢字ですし、グッとくるけど、人間社会の残酷さって全然違う種類の残酷さ。人を蹴落としたり貶めたり、誹謗中傷とか。どっちが本来なんだろうっていうことを山に入ると考えますね」と、現代の人間社会に対する深いメッセージを投げかけた。
■東出昌大、田舎移住を決めるまでの葛藤を吐露「自分の選択を“間違ってなかった”と思いたい」
山から戻り、箕輪、渡部とコーヒーを飲みながら語り合う場面では、東出の田舎移住へのリアルな本音がこぼれる。
東出は「田舎暮らししたいっていう人から、よく相談を受けるんです」と切り出すと、「踏み切るのって難しいんです。私もこういう生活したいと思っていたけど、東京でずっと成功を積んできてるつもりだったから。ポーンっと田舎に移住なんて怖いんですよね」と当時の葛藤を明かす。
さらに「色々あってこっちに来たときに、結果、思い描いてた通り良かったのに、“なんで俺あのとき飛び込まなかったんだろう?”って思ったら…。人間って今までの自分の選択を“間違ってなかった”って思いたいんです」「色々な生き方があるとか言葉では言うけど、なかなか踏み込むのが怖いのは、1つには“間違ってなかった”って思い込みたいから」と、自らの経験をもとにした素直な心境を吐露。
続けて「それすらも理性でグーッと、理屈で分かって、押しつけられるようになると、色々なものに挑戦できるだろうし…」と、恐れを乗り越えた先にある生き方への前向きなメッセージを語った。
■箕輪厚介「100年間の思い出づくり」、渡部陽一「これこそ『生きる』そのもの」三者三様の“生きる”意味
そして、渡部は東出の山での日常に触れ「前線で立っていたたくさんの家族、僕と同年代の方々、子供たち、あの出会った感覚と重なります」と表現。「世界中の戦場で出会ってきたたくさんの方々が口にしていた『やりたいことをやれること』。自由にやりたいことをやれること。これこそ『生きる』そのものだと感じています」と、過酷な世界を見てきたからこその重みのある言葉を紡いだ。
一方、箕輪は「生きるってなんだろう」という問いに対し「僕は“100年間の思い出づくり”っていう風にしたんですよね」と独自の価値観を披露。「思い出づくりだと思うと、めちゃめちゃ辛いこととか、それこそ週刊誌に色々書かれて悲しい思いをしたとかも、その瞬間はめっちゃ大変でも、“思い出だったな”って」と赤裸々な本音を明かした。
『東出昌大の野営デトックス』#6は、ABEMAで独占配信中。

