猫の老後に寄り添う『施設・サービス』3つ 利用方法や費用、特徴までわかりやすく解説

猫の老後に寄り添う『施設・サービス』3つ 利用方法や費用、特徴までわかりやすく解説

3.老猫ホーム(終生預かり施設)

自分の部屋で過ごす老猫

飼い主さんの代わりに老猫のお世話を受けてくれる施設があります。「老猫ホーム」とは、飼い主さんが何らかの事情でお世話ができなくなったときに頼れるサービス。短期間や終生預かりのプランもあり、愛する猫が穏やかな老後を過ごせるようにサポートしてくれるのです。

利用するためには、それぞれの施設ごとにルールは異なりますが、面談や健康状態のチェック、ワクチン接種の有無や健康管理などがあります。

年老いた猫は、基本的なお世話に加え、医療費やオムツやペットシートといった消耗品費もかさみます。また居心地の良い余生を提供してくれるとあって、費用は高額です。年間で40万円から50万円、内容によっては年額100万円必要な施設もあります。

なお、施設によって金額に差があるように、サービス内容や医療費の有無などもそれぞれです。ご自身の生活状況と愛猫の状態に応じて、より適切な施設を選びたいものですね。

まとめ

快適に過ごす猫たち

愛猫に介護が必要になってきたとき、自宅に来てもらうのか、通いのサポートを受けるのか、または施設にお引っ越しをして終生のお世話をお願いするのか。

いずれにしても、複数のサービス(施設)を比較するのは大切です。料金だけでなく、猫たちがどのような生活をしているのか、実際の利用者さんの口コミなどは必ずチェックするようにしましょう。

また契約内容を細かく確認したり、面談を重ねて、小さな疑問でも投げかけるのが大切。愛猫を安心してお任せできるのかしっかりと見極めてくださいね。

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