
ブログにて漫画を描いているゆき蔵(@yuki_zo_08)さん。アパレル業界で約10年の接客経験を持ち、当時の実体験を描いた『女社会の知られざる闇。』や『ないものねだりの女達』などを連載している。今回は、フォロワーから寄せられた体験談を描いた『アパレル店員の最低最悪、でも最高の1日。』について、制作の裏側やエピソードを聞いた。
■前代未聞の忘れ物




接客業をしていると、どんなに真面目に仕事をしていようが関係なく、どうしても変な客に当たってしまうことがある。それは避けようがない運ゲーのようなものだ。早番で店頭に立っていると、早速ひとりの女性客が「おねぇさぁんっ」とハイテンションで近づき、「これ試着したいんだけどー、オッケー牧場?」と聞いてきた。
朝までお酒を飲んで酔っ払ったまま来店したようだが、悪い人ではなさそうだった。しかし、この女性客が試着室に残していったのは、なんとセクシーな下着だった。「おパンティーだと!?」と、アパレル店員は前代未聞の忘れ物に驚愕することになる。本作についてゆき蔵さんは、「フォロワー様から届いた事実を元にフェイクを加えつつ再構成して描いております」と語る。
■忘れられない接客エピソード
ゆき蔵さん自身も、びっくりするようなお客様の忘れ物を経験しているという。「杖をついてご来店されたお客様がお帰りになる際、杖を忘れて帰られました。『楽しくて元気になっちゃたわ』と言ってくださったのがうれしかったです」と、心温まるエピソードを振り返る。
また、作中では次に来店した変な男性客から嫌がらせを受ける描写もあるが、ゆき蔵さんも「嫌がらせかわかりませんが、フランス語の雑誌を持ってきたオジサンに『これ読めるか?読めないよな〜、俺は読める!』と絡まれたことはあります(笑)」と、接客業ならではの苦労を明かしてくれた。この日、アパレル店員は立て続けに迷惑客の対応を余儀なくされ、ひどい言葉で泣く寸前にまで追いやられるが、そこに思わぬ救世主が現れる展開が待っている。
取材協力:ゆき蔵(@yuki_zo_08)
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