義実家に親戚が集まったときのことです。義母が私のことをよく思っていないことは、以前から感じていました。その日……。
義母が用意した“私だけ違う”スリッパ
義母は私にだけ、宿泊施設のアメニティのようなペラペラの安っぽいスリッパを出してきました。一方、ほかの親戚にはフカフカの上等なスリッパ。義母は「どうぞ〜」と言いながら、私が気づくのを待つかのようにニヤニヤしていました。
そこで私は、あえてそのスリッパを大げさにパタパタ鳴らしながら、満面の笑みで皆さんにお茶を配ることにしました。そして義母の前に立ったとき、大きな声でこう言ったのです。
「お義母さん、私のためにわざわざこんなに“歩きやすくて軽いスリッパ”を用意してくださったんですね! 動き回る私を気遣って、あえてこれを選んでくださったなんて……。さすがやさしいお義母さん、お心遣いに感激です!」
すると親戚一同は「まぁ、やさしいわね」と感心した様子。義母は顔を引きつらせながら、「え、ええ……」とうなずくしかありませんでした。
親戚の前で出された嫌味なスリッパにも動じず、笑顔で切り返した自分は、なかなかよくできた嫁だったのではないかと思っています(笑)。親戚の人たちは驚いたかもしれませんが、義母からは普段もちょこちょこ嫌味を言われていたので、少しだけスッキリしたのも事実です。夫は何も言いませんでしたが、どう思っていたかは気にしていません。
◇ ◇ ◇
今回は見事な切り返しで場を和ませましたが、こうした言動が続くと、大きなストレスにつながってしまいます。我慢を続けるのではなく、必要に応じて夫に相談したり、相手との距離感を見直したりすることも大切です。自分の心を優先しつつ、無理のない範囲でお付き合いを続けていけるといいですね。
著者:小林みか/40代 女性・主婦。7歳の息子を育てる主婦。趣味はお笑い番組を見ること。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

