梅雨のある夕方のことです。仕事帰りの夫から「18時ごろには帰る」と連絡がありました。外は大雨……。私は「気を付けて帰ってきてね」と返信し、夕飯の準備をしながら夫の帰宅を待っていました。
しかし、18時を過ぎても夫は帰ってきません。19時になっても連絡はなく、電話をかけてもつながらず……。雨も強かったため、「事故に遭ったのでは」「どこかで体調を崩したのでは」と、悪い想像ばかりが頭をよぎりました。
3時間後、泥だらけで帰宅……!?
ようやく夫が帰宅したのは21時ごろ。玄関に立つ夫は、服も靴も雨と泥で汚れていました。驚いて「何があったの!?」と聞くと、職場の駐車場で首輪をつけた迷子犬を見つけたのだと言います。
雨の中、車の近くをうろうろしていたため放っておけず、近くにいた人たちと飼い主探しを始めたそうです。すると、町内会の人や散歩中の方まで集まり、いつの間にか即席の捜索隊のような状態に。
夫は雨の中を走り回り、気づけば2時間以上経っていたとのことでした。最終的には無事に飼い主が見つかり、迷子犬を引き渡すことができたそうです。
やさしさは誇らしいけれど
困っている犬を見過ごせなかった夫らしい行動だと思いましたし、無事に飼い主が見つかったことにはホッとしました。ただ、連絡がないまま3時間も帰ってこなかったことで、私は本当に心配しました。
夫には「遅くなりそうなときは、短くてもいいから連絡してほしい」と伝えました。夫も「心配かけてごめん」と反省してくれました。
今回の出来事で、夫のやさしさを改めて感じる一方、家族に心配をかけないための連絡も大切だと実感しました。特に雨の日は、事故やトラブルを想像して不安になりやすいもの。予定が変わるときこそ、ひと言でも連絡を入れることを夫婦で大切にしていきたいと思いました。
著者:中村優子/40代女性/平日はパート、休日は家族で公園巡りを楽しんでいます。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

