
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『なみだぬき』の1エピソード『母の日』を紹介する。作者のmumuさんが、5月10日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、3000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、mumuさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■母の日にお花とケーキを買うなみだぬき

母の日、お花とケーキを買いに行った“なみだぬき”。お店で購入しているとき、愛情に溢れた様子を見せていた。2つとも買い終わり、家までの道を歩いていると仲睦まじい母子が。
その母子を見たなみだぬきは、自身が購入したお花とケーキをぎゅっと抱きしめる。その姿は、まるで寂しさを埋めようとしていて…。
このエピソードを読んだ人たちからは、「お母さんに伝わってるよ」「見えないけど近くにいるよ」「空から見守ってるよ」「涙が出ちゃう」など、多くのコメントが寄せられている。
■作者・mumuさん「嬉しい時も悲しい時も、たぬきちゃんといっしょに心を共有しています」

――『母の日』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
『母の日』の漫画は、当日に私が体験したことをもとに描き上げました。亡き母へのプレゼントを買って帰路に着くとき仲良く歩く親子の姿を見て、その時の寂しかった気持ちを誰かと共有したくてXにポストしました。
――本作では、母子の姿を見てケーキとお花をギュッと抱きしめている姿が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
ポイントはまさに仰る通りの1コマになります。ケーキとお花を飾って明るく過ごしたい。でも母に逢えない寂しさで心が締め付けられそう。そんな心境を表現しました。
――『なみだぬき』の誕生秘話についてお教えください。
『なみだぬき』は元々Xでバズっていたニュースに引用する形で漫画を描いたときに誕生しました。ニュースは「ポテトとコーラが頭痛を和らげる効果がある?!」みたいな記事でした笑。
泣きながらポテトとコーラを頬張り頭痛を治すたぬきちゃんを描いたら多くの方々に好評をいただき、そこから次第に『なみだぬき』を描く頻度が上がっていきました。今では私にとって大切な心の支えとなっています。嬉しい時も悲しい時も、たぬきちゃんといっしょに心を共有しています。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
今Xにて連載している『なみだぬにっき』は私の体験をもとに作成しています。時には昔の出来事やファンタジーな要素を盛り込んだりもしますが、いずれもお話の核として私の体験したことがどこかに含まれています。
――mumuさんの作品は、癒しとかわいさが同居して読んでいると心が温かくなります。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
私自身も「かわいい!」と思えるように意識して描いています。いつも見ていただける多くの方々と同じ目線に立って、私もたぬきちゃんを推しながら楽しく描くようにしています。
――今後の展望や目標をお教えください。
今年の4月にはフクヤさま(@fancy_fukuya)にご協力をいただき、プライズにてぬいぐるみ化を果たせました!今後も様々な『なみだぬき』グッズを展開していけるように活動を頑張っていきたいです!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも『なみだぬき』を暖かく見守ってくださり、本当にありがとうございます!これからも健気に生きるたぬきちゃんをいっしょに応援してもらえたら嬉しいです。

