エアコンの室外機と室内機をつなぐパイプには、パイプを覆うようにやわらかな素材のカバーが取りつけられています。
エアコンを設置して長い期間が経過すると、このカバーがボロボロになることがありますが、劣化したままの状態だとエアコンに何か影響があるのでしょうか。
ダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)に聞いてみました!
断熱材がボロボロだとエアコンの効率が下がる可能性が…
そもそも室外機と室内機をつなぐパイプはなんなのでしょうか。ダイキンに聞いたところ、以下の回答がありました。
エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管を冷媒配管といいます。銅管を断熱材で包んだもので、冷房のための冷たいガスや暖房のための暖かいガスが流れます。
冷媒配管(※写真はイメージ)
では、冷媒配管の断熱材がボロボロになってしまうと、どんな影響があるのでしょうか。同じくダイキンによると…。
銅管の中を冷房のための冷たいガスや暖房のための温かいガスが通っています。
銅管を包んでいる断熱材がないと、外気温の影響による効率低下につながります。
ドレンホースもチェックしてみよう!
室外機には、冷媒配管以外にも『ドレンホース』と呼ばれる室内機の内部で発生した結露水を屋外に排出するためのホースも設置されています。
このドレンホースがボロボロになった場合も、どんな影響があるのか気になるところですが…。
屋外に露出した先端部分が日光の紫外線の影響で、ひび割れてしまう場合もあります。
ドレンホースの破損によって、排水が本来の経路通りに流れず、意図しない場所を汚す場合があります。
また、排水がうまく行えない場合、ドレン水を排出できず、室内機から水漏れが生じる可能性があります。
ドレンホース(※写真はイメージ)
また、断熱材やドレンホースの注意点について、以下のアドバイスもありました。
一般的に、これらの断熱材やドレンホースが、すぐに破損してしまうことはありません。
ただし、使い方によっては影響が出る場合があるため、強く引っ張ったり曲げたりなど無理に触らないようご注意ください。
もし、何かの影響で破損してしまっている場合、修理することも可能です。お買い上げの販売店にご相談ください。
もし長期間使用して劣化してしまっている場合は、エアコンの効率低下につながる可能性があります。
そのため、夏や冬などエアコンシーズンが到来する前に修理しておくといいかもしれませんね。
[文・取材/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]
出典 ダイキン工業株式会社

