
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第57回が6月16日に放送された。槇村宗一(上杉柊平)との結婚に迷いが出てしまったりん(見上)の妹・安(早坂美海)が、りんの娘・環(英茉)の行動をきっかけに大きな決断を下す様子が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■宗一が語った“安と結婚したかった本当の理由”…安の目が再び輝く
槇村太一(林裕太)の熱烈告白に対し、誰とも結婚したくないと答える安。安の「人としてちょうど良く幸せに生きていければそれでいい」という考えに、太一は「恋は人間が人間たるゆえんともいえる素晴らしいものですよ!」と声を上げる。そして、「見つめてはならぬ人を知らぬ間に目で追い、身を引くべきと知りつつ会いたくなる。これが恋です」と自らの想いをもとに語りかけるのだった。
後日、宗一、りん、シマケン(佐野晶哉)は団子店に集まって話し合う。縁談を取りやめたいという安の申し出を、否定せず受け入れる宗一。彼もまた結婚にはそれほど興味がなく、長男として家のために身を固めようとしていた。そして、自分がしっかりすることで、弟・太一の小説家になりたいと夢追う姿を応援したいと考えていたのだ。
そんな宗一が、安との結婚を考えた理由。それは、顔合わせの時に安が「環に話を作って笑わせるのが好き」だと話していたからだった。「人を笑わせたいと思う人と暮らすのは楽しそうだなと思ったんです。私はあまり面白い人間ではありませんから。安さんならきっとお姉さまの楽しい奥様になりますね」と笑顔で語る宗一。
この言葉に、安の心が動く。宗一を見つめる安の目は、一目惚れした時のようにキラキラと輝いていた。

■環が元気ない理由とは…安は「結婚辞めるのは辞める」宣言へ
一方、直美(上坂樹里)は、環の様子がおかしいことに気付く。りんが事情を聞くと、環の宝物を失くしてしまった幼なじみの宗太(木下瑛太)に「ば~か」と言って、ケンカになってしまったという。環が外で遊ばなくなってしまったのは、安の結婚で寂しがっているのではなく、宗太とケンカしてしまったからだったのだ。
落ち込む環に、りんは自分も度々間違いをすると伝える。そして、父がコロリに罹った時、手を握ってあげられなかったことを今も後悔していると優しく語りかける。どうすればよかったと問われた環は、自分の足で宗太に謝りに行き、無事に2人は仲直りするのだった。
娘の成長を噛みしめるりんに、安は「間違いをすぐ謝って取り消さないと。結婚辞めるのは辞める。私、やっぱり宗一さんと結婚したい!あんな面白い人いないもの!」と、一転して結婚への決意を固めるのだった。

■夢か現実か…シマケン、思わぬスカウトに葛藤する
その頃、シマケンは新聞社の編集長・綿貫(小松和重)の元を訪れていた。原稿を見た綿貫は真剣な眼差しで、シマケンに新聞記者にならないかと問い、「新聞記者としてなら君の原稿はいつでも載せられる」と伝える。
自分は小説を書きたいのだと訴えるシマケン。しかし、綿貫は小説は趣味で書けばいい、新聞記者の方が待遇はよく、活字工をやっているより小説家に近づくと説得。突然の誘いに、シマケンは激しく戸惑うのだった。
■安の“結婚宣言”に祝福の声の一方で…太一には「後押ししちゃったね」とツッコミも
迷いが出ていた安が、一転して結婚を決意した今回。SNSには「安ちゃん、よくわからない相手だった宗一さんの本当の気持ちを知れて、また好きになれたんだね!」「お話しているうちにときめくなんて、素敵!」「宗一さんと幸せになれるといいね」といった応援のコメントが殺到。その一方で、安に猛アタックをしていた弟・太一に対し、「太一くん切ない!」「お兄さんとの結婚を後押ししちゃったね(笑)」といった同情やツッコミの声も相次いだ。
また、シマケンが新聞記者の道を打診されるラストシーンには、「小説家の道に繋がるといいね」「小説家か新聞記者か…人生の選択ですね!」「どんな選択をするのか気になる」と今後に期待する声が集まっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


