
XやInstagramで体験談をもとにした漫画を発信しているエェコ(@nakiri_aik)さん。ご近所トラブルや子育て中の出来事を描いた作品は多くの共感を集めている。今回は、ママ友の実体験をもとにした「娘の友だちは放置子?」から、娘の友人に虐待の可能性を感じ始めた母親の葛藤を描くエピソードを紹介する。
■初めて知った“放置子”という言葉



娘の友人・キミちゃんについて夫と話していたチヨちゃんママは、ある可能性に気付かされる。それは、キミちゃんがいわゆる“放置子”であり、ネグレクトを受けているのではないかということだった。これまで何となく感じていた違和感が一つにつながり、チヨちゃんママは大きな衝撃を受ける。
■虐待かもしれないという不安
普段は明るく元気なキミちゃん。しかし、その裏で十分な養育を受けられていない可能性が浮上する。エェコさんは、「気がついたことはとても大きかったと思います。学校も状況を把握していたようですが対応を決めかねていたので、チヨちゃんママやパパが気付いたことは後々の出来事に大きく影響したと思います」と振り返る。周囲の大人が異変に気付くことの重要性を感じさせる場面だ。
■通報するべきか、それとも…
状況を調べるうちに、チヨちゃんママは児童相談所への相談や通報について知る。しかし、そこで新たな葛藤が生まれる。
もし勘違いだった場合、一生懸命子育てをしている保護者を深く傷つけてしまうかもしれない。一方で、本当に子どもが苦しんでいるのだとしたら見過ごすこともできない。エェコさんも「私自身が当事者なら悩んでしまうと思います」と語る。
■一人で抱え込まないことが大切
エェコさんは、「もし児童相談所への連絡に迷いがあるなら、まずは学校の先生などに情報共有することが大事だと思います」と話す。自分一人で判断しようとするのではなく、周囲の大人や関係機関と情報を共有することが、支援への第一歩につながるという。
キミちゃんを取り巻く状況は本当にネグレクトなのか。そしてチヨちゃんママはどのような選択をするのか。子どもを見守る大人の難しさと責任について考えさせられるエピソードとなっている。
■取材協力:エェコ(@nakiri_aik)
~「児童虐待」に関する相談窓口~
児童相談所虐待対応ダイヤル「189」
虐待かもしれないと思ったときに、児童相談所へ相談・通告できる全国共通の電話番号。「189」に電話すると最寄りの児童相談所につながる。匿名での相談も可能で、相談者や内容に関する秘密は守られる。
(こども家庭庁ホームページ「児童相談所虐待対応ダイヤル『189』について」より抜粋)
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