お休みの日に当時2歳の子どもを連れて、家族3人でショッピングモールへ出かけたときの話です。買い物をしている途中でおなかが空いたので、フードコートでごはんを食べることにしました。
フードコートでトラブル発生
運良く空いている席が見つかり、4人掛けのテーブルを確保することができました。片側がソファ席、もう片側には椅子が2つ。私たちは椅子1つに荷物を置き、ソファ席にも少し荷物を置きました。そしてベビーチェアを設置し、そこに子どもを座らせます。
席を確保したあと、夫にフードを買いにいってもらい、子ども用のごはんもお願いしました。その間、私は荷物と子どもを見てテーブルで待っている状態でした。すると、隣の席が空き始め、そこに別の4人家族が座ったのですが、少ししてその家族の旦那さんが突然、こちらの席の椅子を1つ持っていってしまったのです。そして、自分の家族に向かって「ここに荷物置けよ」と伝えているのが聞こえて……。
びっくりしましたが、なんとか冷静に対応しようと思い、勇気を出して「すみません、その椅子、今買い物に行っている夫が戻ってきたら使うものなので、戻していただけませんか」とていねいに声をかけました。
するとなんと、その男性はひと言も言わず舌打ちをし、大きな音を立てながら椅子を返してきたのです。その音にわが子は驚いてしまい、泣きそうな顔になっていました。私も正直怖かったのですが、けがなどにならなかっただけよかったと思うしかありませんでした。
夫が買い物から戻ってきたあとにこの出来事を話すと、「なんて無礼な人だ」と怒りを滲ませていました。私も、こうした無神経な対応をされることがあるのだと実感し、驚きと怖さを感じました。
自分や家族を守るためにも、無駄な争いを避ける一方で、声を上げるべき場面ではしっかり伝えることが大切だと改めて感じました。この出来事は決して心地よい思い出ではありませんが、周囲の人々が必ずしも常識的ではないことを実感し、少し慎重さを学ぶきっかけになったとも言えます。
次回こういった場面に遭遇したときは、家族の安全を第一に考えつつも、適切な対応ができるよう心の準備をしておこうと思いました。
著者:宮園 香蓮/20代女性・パート
3歳の子どもを育てる母。 第2子妊娠中。 飲食店勤務。夫は高校からの付き合い。
作画:赤身まぐろ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

