
父が愛人を作ったことが原因で両親は離婚。小学5年生の朋は、妹の真由と母、3人での新しい生活が始まると思っていました。しかし、連れられた先は伯母の家。母は「この子たちをよろしくお願いします」と逃げるように去っていき、朋は両親に捨てられたことを知るのでした...。
憎んでも恨んでも、両親を嫌いになれない。苦難や理不尽な運命に翻弄される姉妹が、互いを支えに成長していくエピソードをお届けします。

※本記事はひらたともみ(著)の書籍『親に捨てられた私と妹 不器用な人』から一部抜粋・編集しました。
















11歳なりに分かったのは、「両親は自分の幸せを優先して私たちを捨てた」ということ。朋は泣くことさえ悔しく、嘘をついてでも幸せなフリをして過ごします。「哀れな人」と見られることへの、せめてもの抵抗なのかもしれません。
著=ひらたともみ/『親に捨てられた私と妹 不器用な人』

