散歩の途中で、愛犬が突然ピタッと立ち止まり、その場から動かなくなることはありませんか?
呼んでも歩き出さず、じっと周囲を見ている様子を見ると、「疲れたのかな」「何か怖いの?」と気になる飼い主さんもいるでしょう。犬が急に立ち止まる行動には、どのような理由があるのでしょうか。
今回は、犬が散歩中に動かなくなる背景や注意したいポイントなどについて、いぬのきもち獣医師相談室の原先生に伺いました。

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が散歩中に急に立ち止まるのは、周囲の環境を確認していると考えられています。犬は人よりも聴覚や嗅覚が発達しているため、遠くの音やにおいを感じ取ることがあります。そのため、人には気づかない刺激に反応し、足を止めて状況を確かめている場合もあるようです。
少し立ち止まったあとに再び歩き出すなら、自然な行動のひとつといえるでしょう。

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
慣れていない場所や突然の大きな音などがあると、犬が警戒して動かなくなることもあるでしょう。例えば、自転車や車の音、人通りの多さなどに戸惑っている場合もあります。
こうしたときは、無理に引っ張って歩かせようとすると、さらに不安が強まることがあります。愛犬が落ち着くまで少し待ってあげましょう。

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
立ち止まる行動が頻繁に見られる場合、体の疲れや違和感が関係している可能性も考えられます。特に、散歩の途中で歩き方が変わる、座り込むなどの様子がある場合は注意が必要です。
次のような変化が見られるときには、様子をよく確認してみましょう。
① 歩くのを強く嫌がる
② 足をかばうような歩き方をする
③ 散歩中の元気が急に落ちる
こうした様子が続く場合は、体調の変化が関係していることもあります。

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
散歩中に愛犬が立ち止まったときは、まず周囲の状況や愛犬の様子を落ち着いて観察しましょう。無理に歩かせようとせず、少し時間をおいて様子を見ることで安心して動き出す場合もあります。また、散歩コースや時間帯を調整することで、落ち着いて歩きやすくなることもあります。
体調が悪い、または怪我をしている様子が見受けられる場合には、早めに動物病院で相談しましょう。
普段の散歩の様子を知っている飼い主さんだからこそ、小さな変化にも気づきやすいでしょう。
立ち止まる行動は、犬が周囲の状況を感じ取っているサインともいえます。愛犬のペースに寄り添いながら、安心して散歩できる環境を整えていきましょう。
監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
