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全身バッチリ決めて出社した私に、自分のためと勘違いした彼が声をかけてきた【男運の無い私30】

全身バッチリ決めて出社した私に、自分のためと勘違いした彼が声をかけてきた【男運の無い私30】

前回の話

美貌とグラマラスな見た目から勘違いされることが多く、同性からは嫌われ、異性からは下心を向けられてきた京子さん。悲しいことに男運にも恵まれず、まともな恋愛をした試しがありません。恋愛を半ば諦めて仕事に打ち込んでいた京子さんですが、会社の後輩船橋くんからの猛アタックによりお付き合いを始めることに。しかし、幸せな日々は長くは続きませんでした。船橋くんは新入社員の真白さんの誘いにまんまと引っかかり二股関係に。真白さんの匂わせで船橋くんの浮気を知った京子さんは、一旦は別れずそのまま泳がせることに。浮気された悲しさをかき消すように仕事に没頭する京子さんに対し、船橋くんは仕事はほどほどに真白さんと遊び惚ける日々を送ります。しまいには期限が迫ってきた仕事を京子さんに押し付けようとまでしてきたので、京子さんはその連絡を無視して退勤しました。京子さんに手伝ってもらえないと分かった船橋くんは、真白さんと残業して資料の修正を進めるも、最終的には船橋くん1人で対応することに。翌日、資料の出来が甘いと次長に指摘された船橋くんは、自分の実力不足を自覚して青ざめたのでした。意気消沈しながら席に戻り、話しかけてくる真白ちゃんに隠れて京子さんにメッセージを送る船橋くんですが、京子さんは無視して次長と仕事の話を始めます。それを見た船橋くんはなぜか検討違いの苛立ちを覚えていました。仕事の合間にひと息ついている京子さんへ真白ちゃんが声をかけてきます。彼女は船橋くんから誘われことを告げ、「和樹さんは私を選んだ」と意地悪い笑顔で勝利宣言をしてきました。

週末友人に頼んで服を選んで美容院に行ったから、見違えて当然

仕事の息抜きをしているところで声をかけてきた真白ちゃん。何を言うかと思えば、和樹に誘われたという報告でした。さらに「和樹さんは私を選んだんです。だから恨まないでくださいね」と意地の悪い笑顔で告げて去っていきます。私はそれを悲しむフリをしながら、内心で呆れてしまいました。職場に戻ると、約束もしていないのに「今日は会えなくなった」とメッセージを入れてきた和樹と真白ちゃんが、楽しげに話をする姿が。先ほどの真白ちゃんの態度といい、そろそろ頃合いのようです。

そして週明け。「えっ!?山田さん?」「おい。見てみろよ」皆のざわめきの中、バッチリ決めた私は颯爽と歩いていました。

「今日いつもと違いますね!」「ちょっと気分転換に。変かな?」「すっごい似合ってます!」「ふふっ。ありがとう」歩く度にかかる声を余裕の態度でかわしていきます。

皆の声を聞きながら、私は内心でほくそ笑んでいました。なにせ、このために週末は小雪に頼んで服を選び、髪の巻き方の特訓を受けたのですから。ここまで仕上げるのに、どれだけの苦労があったことか・・・。

「山田さんステキ―!」歓声を受ける私を和樹がぽかん、と見ています。その横では真白ちゃんが嫌そうに舌打ちをしていました。

慌てた和樹が「京子!どうしたの?もしかして・・・俺のため?」と声をかけてきます。

バッチリ決めて出社してくる京子さんが、皆の称賛を浴びています。そんな彼女を見て和樹さんがまたしても勘違いを発動しているようですが、この段階でもそんなことを思えるあたり、つくづくまわりが見えていないですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

配信元: ママ広場

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